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2025年4月13日

Gibson アコースティックギター メーカー標準の調整方法、基準となる弦高等調整値は?

 Gibson製アコースティックギターのメーカー標準セットアップについて調べてみました。


Gibsonはエレキ・アコギ共にGibsonサイトのサポート情報や製品に同梱のオーナーズマニュアルに工場出荷調整時の基準とする弦高が記載されています。双方で記載された数値が微妙に異なる箇所もありますが弦高に関する記載内容をインチ・mm表記で以下にまとめます。

1フレット上の弦高

1弦 1/64inch = 0.397mm

6弦 2/64inch = 0.794mm


12フレット上の弦高

1弦 4/64-5/64inch = 1.588-1.984mm

6弦 6/64-7/64inch = 2.381-2.778mm

ちなみに私はこのチェックを行うのに、こんなストリングアクションゲージというものを使っています。


ギター/ベースの弦高を調整する際に便利な弦高ゲージ、DADDARIO/PW-SHG-01 STRING HEIGHT GAUGE。ステンレススチール製のコンパクトなサイズで携帯にも便利です。弦高のみならずピックアップの高さや、ネックの反り具合の確認などの計測にも利用できます。>
■弦高ゲージ>
■ステンレススチール製>
■数値表記:インチ/ミリ両方>
■コンパクトサイズで携帯にも便利>
>
サウンドハウスで見る


また、Gibsonのギターは5/16インチの純正トラスロッドレンチが付属します。市販の5/16インチのボックスレンチだとナットとザグリの隙間が狭く個体によって入らない場合があるようなのでご注意下さい。

最後に

これまでにGibsonのエレキもアコギを幾つか買いましたがどれもお店で買った時点で弦高はけっこういずれも先ほど述べた弦高のスペックよりも低目でした。

アコギだと大体1弦で1.5mm、6弦で2mm位です。

これはお店のセットアップによるものなのか分からないんですが基本的にGibsonを新品で買うと弦高は低いイメージがあります。

是非お店で試奏する際に確認してみて下さい




2025年4月12日

初心者にリトルマーチンをオススメしない理由

 私が初めて買ったアコギはリトルマーチンです。

買った理由は、とりあえず安くて小さいし一応マーチンのアコギだしそれなりの音が出て弾きやすそうだったから…

今はフルサイズのアコギをいくつか所有していてもちろん今もリトルマーチンは持ってるんですけど他の色んなギターを所有してみて思うのは、決してリトルマーチンはアコギ初心者が買うべきギターではないとつくづく思います。

その理由を以下に述べていきます。

弾きにくい

ボディが小さく、スケールが短く、弦長が短い為弦のテンション(張力)が弱く手の小さい女性、お子様でも弾きやすい、云々…

ボディが小さくスケールも短いとこまでは正しいと思います。

それと手の小さい人に向いているというのも正しいと思います。

ただ、弦のテンション云々はかなりキツイです。

何故ならスケール(弦長)が短いと音や音程に影響するので通常のギターよりワンランク太い弦(ミディアムゲージ)が標準で張られています。

短いスケールで太い弦だと押弦するととても硬く感じます。例えるなら細い棒があったとして長い棒なら押してしなりを感じますが短くすればするぼどしなりは感じにくくなります。

そんな理由で弦のテンションがきつく感じます。

そして工場出荷直後の弦高は6弦で2.5mm程ですが同じく弦長が短いと高く感じます。

特にアコギで良く使う、そして初心者には難関となる1フレット、Fのポジションの弦高はとても押さえにくく感じます。結局ナットの高さは普通のギターの普通の高さなのに加えすぐその隣の1フレット弦を抑えるとなるととても弦が固く、弦高は高く感じます。

なので結論としては普通のサイズのギターと比べとても弾きにくいということです。

弦細くすると多少は弾きやすくなるかもしれませんが音はかなりしょぼくなるそうで、あまり良い改善策とはいえません

音が…

小さくても音はマーチンの音がすると言われています。

確かにそうなんですが、やはり音はフルサイズのアコギと比べると雲泥の差です。

指弾きならばともかくピックで弾くと綺麗に響くのではなくうるさく唸るもしくはがなるように鳴ります。

フルサイズのアコギと比べ音量は小さ目ではありますが、ピックでガシガシ弾くとそこそこの音量が出ます。

ただ普通のサイズのギターと比べると音色の差は歴然としてきます。

決して良い音色のギターだということではありません。

価格が…

他のミニギターや安価な価格帯のギターと比べてやはりマーチン製ということもありちょっとお高めです。同じ値段を出すなら選択肢はもっとあります。

どんな人にリトルマーチンはおススメなの?

旅行とかに持っていくにはとても良いです。

HPLという素材なので普通の木材よりも耐環境性はありそうです。

普通のアコギは持っているけど、リビングやベッドサイドにゴロっといつでも爪弾けるギターとして置いておきたいという人にはとても良いと思います。

あとはギターは弾かないけどインテリアとしてとりあえずかわいいギターを置くとかもありかも知れません・・・

では初心者におススメのミニギターは?

とりあえずリトルマーチンが欲しいと思った方はもう少し高いのですが、もう一回り大きいマーチンのジュニアシリーズをおススメします。

ドレッドノートJr

000jr

音色も弾きやすさも別次元で全然リトルマーチンよりも良いです。

他にも、同じ位の大きさで世界中で大人気で高評価のテイラーGSミニシリーズというのもあります。

テイラーGS Mini

こちらも同じように演奏性や音色が優れています。更にNTネックジョイントというのを採用しネック周りの修理のメンテナンス性が優れています。

他にも良いギターはあるかも知れませんが、上記に挙げたギターは私も実際に試奏してますので間違いはないと思います。

多くの楽器屋さんにも置いていると思いますので試してみて頂くことをおススメします!

2025年4月1日

Taylor Guitars アコースティックギター メーカー標準の調整方法、基準となる弦高等調整値は?

 テイラー製アコースティックギターのメーカー標準セットアップについて調べてみました。

テイラーは他のギターメーカーと違ってあまりギターの調整をユーザーにやらせたくないのかトラスロッドレンチは付属していないし付属のオーナーズマニュアルを読んでも調整についてあまり触れられておらずHPを見てもそういった情報が見当たらない気がします。

ネットを探してみるとUnofficial Taylor Guitar ForumというサイトでTaylor Factory Spec Sheetなるものを見つけました・

この資料にはテイラーの全てのギターの工場出荷時の標準セットアップについて記載があるのですが、今回アコースティックギターのセットアップ基準値について日本語でまとめます。

1フレット上の弦高

1弦 0.019inch = 0.48mm

2弦 0.020inch = 0.50mm

3弦 0.022inch = 0.55mm

4弦 0.022inch = 0.55mm

5弦 0.022inch = 0.55mm

6弦 0.025inch = 0.63mm

ナット高さ

フィンガーボードから 0.075-0.085inch = 1.9-2.1mm

12フレット上の弦高

-DN,GO,GS タイプ

1弦 0.060-0.070inch = 1.52-1.77mm

6弦 0.090-0.100inch = 2.28-2.54mm

-GA,GC タイプ

1弦 0.050-0.060inch = 1.27-1.52mm

6弦 0.080-0.090inch = 2.03-2.28mm

ネック角度

ネックを下から見て、1~14フレットで形成される水平面がブリッジの上面と正確に揃っている必要があります。

DN/GO 6弦 - より高い弦高を実現するために、角度をブリッジ面よりわずかに下に設定します。

ネックリリーフ

0.004-0.007inch = 0.1-0.17mm


上記が工場出荷時のスペックシートに記載されている数値となります。

ネックリリーフ、トラスロッド調整についてテイラーのサイトに記載があります。

1フレットと14フレットを押さえ6フレットの隙間を見るとのことです。


ちなみに私はこのチェックを行うのに、こんなストリングアクションゲージというものを使っています。


ギター/ベースの弦高を調整する際に便利な弦高ゲージ、DADDARIO/PW-SHG-01 STRING HEIGHT GAUGE。ステンレススチール製のコンパクトなサイズで携帯にも便利です。弦高のみならずピックアップの高さや、ネックの反り具合の確認などの計測にも利用できます。>
■弦高ゲージ>
■ステンレススチール製>
■数値表記:インチ/ミリ両方>
■コンパクトサイズで携帯にも便利>
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また、テイラーのギターはトラスロッドレンチが付属していなので別途購入する必要があります。1/4のボックスレンチですが、テイラーのギターはナットとザグリの隙間が狭いようで市販のレンチだと個体によって入らない場合があるようです。値段は高いですが純正のトラスロッドレンチは肉薄になっており間違いなく使えるとのことです。


最後に

テイラーのギターは他の一般的なアコースティックギターと異なりNTネックシステムというボルトオンのネックジョイント構造になっていてネックを外しネックポケットのシムでネック角度を変えて弦高調整を行います。

なので工場出荷時のセットアップはあくまで状態を判断比較する基準として見て調整は専門のテイラー認定リペアサービスに修理調整に出すのが良いと思います。

購入したお店がテイラーの正規代理店であればお店で対応してもらえるかも知れません。私の場合は地元のテイラーの正規代理店の楽器屋さんで購入しましたが、買ったお店に持ち込んでその場でシムのネック交換をやってもらえました。

買った時はネックがかなり真っすぐでローポジの弦高は低くかったのですが、押さえるフレットが上がると弦の鳴りが悪く12Fの弦高も1弦1.7mm、6弦2.5mmと決して低くはなかったので、今回ネックをやや順反りにし、ネック角度の調整で1弦1.5mm、6弦2mmに調整してもらえました。シムを2番手程変えたそうです。

また今回は話題として書いてませんが、サドルを下手にいじるとES2ピックアップに影響するようでこの辺りも基本的には他のギターと異なるようです。

なのでこういった調整、修理のことも考えるとテイラー認定リペアが行える正規代理店でギターを購入されるのが安心です。

テイラー認定リペアセンターを探すと新宿にあるArtist Lounge Tokyoが有名なのですが、ここでなくてもテイラーの正規販売代理店でテイラーサービスセンターの表記がないお店でもシム等のリペア可能なお店がありますのでまずはお店に聞いてみるのが良いと思います。

正規代理店のリンクも載せておきます。https://jp.taylorguitars.com/dealers

2025年2月2日

これで最後のGibson MNG!? J-35 faded 30's

 昨今、色んな物の値上げが半端ないですが、ギターも同様で、事ある都度値上げ、また値上げという状況の中、Gibson J-35faded 30'sをつい衝動買いしてしまいました。

実際にこれを買ったのは2024年の冬で、おそらく値上げ前価格で仕入れた商品がセールになっていたようで、とてもお買い得に思いついポチっと買ってしまったという感じです。

元々J-35はJ-45の廉価版的な位置づけで何年かの間はJ-35は20万円以下の価格帯でしたが今や20万円台後半の価格にまで値上がりしました。

昔はグロスフィニッシュだったのが今回のはFeded 30'sはFededというサテン仕上げということを考えれば内容的にも昔と比べコスパが下がった印象があります。

ハードケースも付属し、そしてケースを開けるとあのGibsonギター独特のいい匂いもするし、決して廉価なギターという立ち位置ではないのですが、やはりGibsonと言えばまずはJ-45が定番ということで高くてもJ-45を選ぶ人が多いんでしょう。

しかしこのブラウンのハードケースは高そうに見えます。


しかしこのJ-35、見た目として、やはりヘッドの旧スクリプトロゴとオープンタイプのペグがとてもカッコ良いのです。そして30'sだからなのかわからんですが、ネックはかなり太い。まん丸の丸太のようですが、弾き難さはあまり感じません。むしろ愛らしくも思えます。多分Gibsonレスポールスペシャルのラウンデッドという太目のネックシェープと同じ位か気持ち太目ですが握りはまん丸な感じでとても手にフィットします。

そして思うのはGibsonのアコギは弾きやすいと感じます。今回のJ-35は6弦高さが2.2mm、1弦高さが1.3mm程とGibsonのエレキギターの出荷時の調整値より6弦が多少高い位?なのでエレキとの持ち替えも違和感がなくて良いですね。

今までGibsonアコギを欲しいと思ったことは無かったんですが、以前に廉価版のG-00を中古で買ったら弦高がエレキ並みで弾きやすかったのでそれ以降Gibsonのアコギが大好きになったという感じです。

Gibsonは作りが雑とよく言われますが、確かにエレキで一番安いレスポールスペシャルトリビュートは指板サイドはでこぼこで指板表面もガサガサだったりでしたが、アコギは廉価版のG-00も今回のG-35もとても綺麗で滑らかです。なのでエレキの方のナッシュビル工場は仕上げがワイルドだけどアコギのモンタナ工場は全然違うのかもしれません。

あとは個体差が激しい、近年物は鳴らない、当たりはずれが激しいetc言われます。実際にお店の在庫での比較動画等で個体差は感じますが、それ気にしだすともはや買えないので余程の問題が無い限りは気にしません。

Youtubeで幾つかJ-35の動画をチェックしましたが音は大体同じ感じで、J-45がちょっと膜が掛かったようなすっきりまとまった音という感じに対しJ-35は音がワイルドかつグラッシーな感じというか張りつめた響きという感じです。

一つ気になったのは、指弾きで指が弦にヒットしたときにボスっていう音が出るように感じます。やはり他のギターよりもパーカッシブなギターでより低音が出るってことなんだと思うのですが逆に弦の鳴りがボディのボスって音に多少埋もれてしまい、人によってはこの辺りがGibson鳴らないという印象になっているのかな?という気もしました。

自分の場合、自宅では思いっきり鳴らせず基本指弾きなのでそう感じるのか・・・でも音も気に入ってるしその辺りは全く不満はありません。

唯一不満があるとすればフルサイズのアコギということでG-00と比べるとボディサイズもボディの厚みも一回り大きいので座って弾くのに弾きにくい位かな・・・

そしてこのFeded仕上げについては乾拭きとかして艶を出していけばビンテージっぽくなるのかな?おいおい試してみようと思います。

2023年4月10日

Gibsonアコースティックギター G-00買ってみた

 Gibsonの最新かつコストパフォーマンスモデルのアコースティックギター Generation SeriesのG-00買ってみました。

Gibsonのアコギは憧れはあれども、USAレギュラーラインも値段も高いし、世間のネット上の評判は「鳴らない」とか「当たり外れ個体差が激しい。」とか「最近のギブソンは・・・」「作りが悪い・・・」「仕上げが雑・・・」etc・・・ネガティブな話題は多いので以前にアコギを買った時はTaylorを選んでしまった過去があります。

しかし今回のGibson Generation Series、USA製なれどコストパフォーマンスのラインということで前から気になってはいたものの、これ以上ギターを買っても置き場所が無いので我慢してましたが、つい先日、またもやGibson製品の値上げが発表されたこともあり買っちゃいました。中古ですけど。

今回、なぜGibson Generation SeriesのG-00を買いたいと思ったのか?動機について改めて整理すると

家で気軽に弾ける小柄なボディだけど本格的なギターが欲しかった

 手持ちのアコギ

  リトルマーティン→手軽だけど本格的なアコギ比べ音が不満 

  Taylor314CE→フルサイズボディなので、デカいし気軽ではない

コスパ良さげ(USA工場製、ボディ単板、価格も安い)

 アコギ3大メーカで価格、ラインナップ的に競合する製品

  Gibson G-00  約12万USA製 ボディ ウォルナット単板 ピックアップ無

  Gibson G-45  約14万USA製 ボディ ウォルナット単板 ピックアップ無

  Taylor114ce 約13万メキシコ製 ボディ ウォルナット合板 ピックアップ有

  Martin D-10E 約13万メキシコ製 ボディ サペリ単板 ピックアップ有


Gibson / Generation Collection G-45 Natural(重量:1.72kg)【S/N:21283013】【渋谷店】

価格:145800円
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感想(0件)

そんな感じで家で手軽にフィンガーでポロポロと弾く為のギターとしてはピックアップは要らないし、小柄なパーラータイプのGibson G-00が魅力的に思えたのと、今までGibsonのアコギは20万円~って感じだったんで価格的にもそうだし、更にUSA製、単板ってだけでコスパが良く思えました。

さて、そんなGibson G-00、他の人のブログ等でのレビューも少なく、見かけたブログもあまり良い事は書いてなかったんですけど、私自身のレビューを書いてみます。

ネックはユティレ材というマホガニーの代用材。見た感じはマホガニーとあまり変わらない感じです。

でもGibsonの良い所は、ネックもワンピース(ヘッドのペグの耳は除く)なのが素晴らしいです。Taylorはヘッドはスカーフジョイントとジョイント部も継ぎ足しなのでそういった点では良いと思います。
指板とブリッジはストライプエボニー。指板はかなり黒いけど部分的に茶色のストライプが入る感じです。

トップのスプルースも見た感じのシマシマ具合は良さげな感じです。
サイド・バックのウォルナットは中々杢目もエキゾチックな感じ。ウォルナットはギターではメジャーな材ではないですけど家具では高級材のようです。
ローズウッドとマホガニーの中間の音っていう話もあったり、メイプルの音に近いっていう話もあったりするんですがどうなんでしょうか?

仕上げ

まずはGibsonで良く言われる「作りが雑・・」「仕上げが雑・・・」っていう部分については少なくともこのG-00では一切感じません。

むしろすごく綺麗に仕上がっていると思います。

ただ、多くのアコースティックギターはボディのサイドと指板のサイドにバインディングがあるけどこのギターはバインディングは一切ありません。

他のブログで「指板の角が鋭角で痛い」的な記事を見たんですが全くそんなこともなくごくごく普通の仕上がり。

むしろ、そんな先入観を持っていた分、良い意味で期待を裏切られた感じ。

指板のエッジもフレットの端の処理も綺麗です。

ちなみにGibson USAのLes paul Special Tributeという一番下位グレードのエレキギターを所有していますが、そのギターは、確かにびっくりする位、指板のサイドの仕上げは雑でした。演奏するには問題ないけど・・

同じGibsonでもエレキギター=メンフィス工場違、アコースティックギター=モンタナ工場なのでモンタナ工場だとG-00のような廉価モデルでも仕上げは上位機種と同じなのかなーって思います。

工場の動画を見る限り、製造工程の各セクションの担当者は決まっていて主要な工程は上位機種もGeneration Seriesも作っている人も作業内容も同じなので設計、製造上のクオリティは上位機種と同じだと思います。

材料及びの材料のグレード、サテン塗装、バインディング無し、付属品のケースで販売価格を下げていると考えれば出音の差は材と塗装の差と考えるとコスパは良いように感じます。

またこのギターは甘い良い香りがします。ウォルナット=くるみの木だからなのか、接着剤なのか、塗装なのか分からないし個体差もあるのかもしれませんけど。

(Gibsonのエレキギターのハードケースの香りとはまた違います)

音は結構気に入ってます。

リトルマーチンは流石にミニギターなので比較対象とはならないんですが、Taylor314ceと比較しますとG-00の方がボディ小さいのに音がデカく聞こえます。

高音弦はキラキラとした綺麗な音でクリスピーという感じにはなるのですが、低音弦の鳴りはボディが小さいのに箱鳴りの暴れ感のあるミッドロー~ローの唸りを感じます。

いわゆるこれがGibsonらしさなのかも知れません。

Taylor314ceの方がボディはデカいので、より低音が出てレンジが広く、まろやかさ、落ち着きというか余裕のある爽やかな鳴りです。

基本的に自分は家の中でフィンガーピッキングで弾くのですがピックでストロークで弾くとよりGibsonらしさを体感するのかも知れません。

そして何よりG-00は第2のサウンドホールであるプレイヤーポートがあるのでかなり弱いタッチで弾いてもギターの音がより聞こえます。Taylor314ceだと弾いてる側は低音があまり聞こえにくいんですがG-00はパーラータイプのボディシェイプに加えプレイヤーポートがあるので弾いている自分に音が良く聞こえます。

でもこのギター、ここを塞いでも基本的に音がでかいように感じます。

往年のGibsonの仕様はマホガニーネック、ローズウッド指板、スプルーストップ、マホガニーサイド・バック、ローズウッドサドルですが、G-00はウティレネックはマホガニーに近かったとしてエボニー指板、ウォルナットサイド・バック、エボニーサドルなので往年のGibsonのL-00と比べた動画等を見てもG-00の方が明るい音でハイの煌びやかさと歯切れの良い音になっています。

そういう意味では往年のGibsonサウンドでは無いということになるのかも知れません。

しかし「ズロッ、ドロッ、ドルッ」とした音も出るのでやっぱりGibsonのアコギだなーっていうのを感じることもできると思います。

今はElixirのフォスファーブロンズ弦を張っているんでもう少し素朴な感じの音にしたけれブロンズ弦にするのもありかなーと思ってますし、サドルをTUSQから牛骨にしても落ち着いたL-00のような渋い音に寄るんではないかと思っています。

弾きやすさ

弾きやすさに関してはGibson G-00普通に弾きやすいと思います。ただ。やはり手持ちのギターとの比較になりますがTaylor314ceの方は弦高がかなり低目というのもあり、Taylorのほうが弾きやすいかもしれません。

Taylorはネック角のアングルもシムで調整可能なので弦高についてはかなり追い込むことも可能だと思います。

しかし、弾きやすさで目指す方向がTaylorとGibsonでは違うように思います。

Taylor314ceは指板幅が広く、弦間幅も広く、そして弦高はかなり低め、ネックはかなり幅広で三角シェイプ。フィンガースタイルのソロギターとかクラシカルな握りこまないスタイルに向いている気がします。

Gibson G-00は指板幅は普通、弦間も普通、ネックはやや太目のCシェイプでエレキギター、レスポールとかに近いような感じです。なのでエレキからの持ち替えで違和感は少なく、また握りこんでストロークで弾くロックなスタイルはGibsonのほうがやり易いです。

後はTaylor314ceだとボディが大きく厚みもあるので、家の中で気軽に弾くというテーマで考えるとG-00のボディは抱えやすいし弾くのは全然楽です。

まとめ

とにかく、私の場合は買って良かったなと思ってますし、G-00は家の中でお気軽、お気楽に弾ける本格的なギターとして考えるとコスパ的にも中々良いのではと思います。

ボディが大きいG-45、こっちも欲しくなっちゃいそうです。

また、Gibsonのアコギ製品もきっと値上がりすると思うので気になっている方は是非チェックしてもらえればと思います。


ELIXIR ( エリクサー ) / NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052<br />
■タイプ:アコースティックギター弦<br />
■シリーズ:Nanoweb Phosphor Bronze<br />
■ゲージタイプ:Light<br />
■ゲージ:012、016、024、032、042、053<br />
サウンドハウスで見る<br /> ELIXIR ( エリクサー ) / NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052 ■タイプ:アコースティックギター弦 ■シリーズ:Nanoweb Phosphor Bronze ■ゲージタイプ:Light ■ゲージ:012、016、024、032、042、053 サウンドハウスで見る ■タイプ:アコースティックギター弦<br />
■シリーズ:Nanoweb 80/20 Bronze<br />
■ゲージタイプ:Light<br />
■ゲージ:012、016、024、032、042、053<br />
サウンドハウスで見る<br /> ■タイプ:アコースティックギター弦 ■シリーズ:Nanoweb 80/20 Bronze ■ゲージタイプ:Light ■ゲージ:012、016、024、032、042、053 サウンドハウスで見る ■アコースティックギター用サドル<br />
■TUSQ(タスク)<br />
■ギブソン/テイラー/タコマ/ラリビースタイル<br />
■サイズ<br />
・Width(幅):約3.1mm<br />
・Length(長さ):約71.12mm<br />
・Height(高さ):約9.98mm<br />
サウンドハウスで見る<br /> ■アコースティックギター用サドル ■TUSQ(タスク) ■ギブソン/テイラー/タコマ/ラリビースタイル ■サイズ ・Width(幅):約3.1mm ・Length(長さ):約71.12mm ・Height(高さ):約9.98mm サウンドハウスで見る

2023年1月19日

ミニクラシックギターを買ってみた Cordoba Mini2 EB-CE

前回のブログ「ジプシーでルンバなギターを探せ」でジプシールンバ奏法用にギターを買おうと思ってCordobaのGypsy Kingsモデルを買おうと思ってましたが、、、、結局、全然違うギターを買ってしまいました。

買ったのはCordoba Mini2 EB-CE というミニクラッシックギター・・・

CORDOBA ( コルドバ ) / MINIII EB-CE
サウンドハウスで見る CORDOBA ( コルドバ ) / MINIII EB-CE サウンドハウスで見る

色々考えた上での決断なのですが、まずは、ルンバ奏法はジャカジャカ弾いたり、パカパカとギターを叩いたりと家の中で練習すると苦情が来そうなんで、結局、車の中とか外でないと練習出来なそうだったのと、家のギターを置く場所が段々狭くなってきたんでデカいギターは買えんということでミニギターになりました。

こう書いていると仕方無く買ったようにも聞こえますが、このギターはこのギターで評判や、動画での音も良かったし実際、買ってみて結構気に入っています。

Cordova Mini2 シリーズは材違いで幾つか種類あるんですが、オールマホガニーのクラシックギターな音色のものからパドゥーク材バックのもの、エボニー材バックのものまであってパドゥークとエボニーのモデルは割と音がパリンとした音でフラメンコギター寄りなんですけどその中でもエボニーのEB-CEがピックアップ付きでカッタウェイのあるモデルなのでEB-CEをチョイスしました。




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さて、こちらはCordoba Mini2 EB-CEを同じくミニギターのリトルマーティンと並べた図。


大きさはそれ程変わらないですけど、Cordova Mini2のほうが全然軽いです。


事前にクラシックギター=弦高高い、指板幅広い というのは知っていたのですが、確かにリトルマーティンと比べると弦高は同じ位だけど、指板の幅の差は歴然です。

Cordoba Mini2の弦高は1弦、6弦共に2.3mm程度。

クラシックギターって弾きにくいのかなーと思いながら弾いてみると意外や意外、全然弾きやすい!!

ナイロン弦は柔らかいんでめっちゃ押えやすい。

ぶっちゃけリトルマーティンよりも全然弾きやすいし指も痛くならないし弾くのが楽です



フレットの端の処理が悪いって記事を見かけたんですけど、特に問題無かったです。

それよりもどうなっているのか良く分かりませんがバインディングされているかのようにフレット溝が横から見えません。

このEB-CEモデルはピックアップ付きなんですが、チューナーも付いてて便利です。

肝心な電池ボックスですが、百均で売っている9V電池もサウンドハウスのClassicProの9V電池でも入りました!
ちなみに写真左下のGPって書いてある電池が元々入っていた電池です。
マーティンとかだと普通の9V電池が入らなくて高い電池買わなければなので財布には優しいですね。



CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / アルカリ乾電池 006P 9V角型 CP9V ALK
サウンドハウスでみる CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / アルカリ乾電池 006P 9V角型 CP9V ALK サウンドハウスでみる

あと、ナイロン弦のギターって初めて買ったんで弦のこととか良くわからなかったんですけど、このギターの工場出荷時に張られている弦はSAVAREZ の CORUM/NEW CRISTAL -High tensionという弦のようです。

海外の本家Cordobaサイトの製品仕様に記載がありました。


SAVAREZ ( サバレス ) / CORUM/NEW CRISTAL -High tension- [500CJ]
サウンドハウスでみる SAVAREZ ( サバレス ) / CORUM/NEW CRISTAL -High tension- [500CJ] サウンドハウスでみる

ミニギターでスケールが短いので弦の種類はともかくハイテンションってやつを選ぶ必要はありそうです。

あと、ギター本体とは関係ないんですけど、クラシックギター用のカポを買いました。

指板のRが普通のギターと異なり平なのでクラシックギター用を付けないとチューニングがずれてしまいます。


KYSER ( カイザー ) / PRO AM Capo C
サウンドハウスでみる 

  KYSER ( カイザー ) / PRO AM Capo C サウンドハウスでみる

このカイザーのカポはセールでメチャメチャ安かったんで「とりあえず」で買って見ました。片手で装着は出来ないですけど簡単でピッチも狂いにくいので使いやすいです。

総じて、このCordoba Mini2 気に入りました。

これを機に、とりあえず、ガットギターを手に入れて更に深みにはまるようであれば、本格的なデカいギターを買ってみても良いかなーって感じで、弾きこんでいこうと思います!