2018年9月30日

ZOOM G3Xn でマイケル シェンカー の キャプテン ネモ を弾く!

マイケル・シェンカーのキャプテン ネモ!
リフというかフレーズがとてもトリッキーに聞こえて、どうやって弾いているのかがさっぱりわからなくて、楽器屋でこのキャプテン ネモのTAB譜等を立ち読みしたりした記憶があります。
それでもさっぱりわからなかった。
今やYoutubeでのライブ映像や、演奏動画等をチェックし弾き方がようやく解りました。
当時、立ち読みしたTAB譜が間違っていたようです。

さて、マイケル シェンカーと言えば、フライングV、そしてクライベイビー半踏みからのMarshall 50Wサウンドです。

今回、ZOOM G3Xn でマイケル シェンカー の キャプテン ネモ を弾く!と題し、音作りをしてみました。
その動画がこちら。

ZOOM G3Xn でチョイスしたエフェクトは
①Black Wah(クライベイビー風ワウ)
②MS800(Marshall JCM800モデリング)
③MS4x12(Marshall12インチ4発のキャビネット)
④Analog Delay(ただのアナログディレイ リバーブ的なショートディレイで使用)
⑤Stereo Cho(多分Arion SCH-Z風)
⑥Analog Delay(ただのアナログディレイ メインリフ以外での長めのディレイで使用)
です。

アンプのセッティングはインターネットにマイケルシェンカーのアンプセッティング情報の記事がありそれによると
GAIN = 10 , BASS = 10 , Mid = 7 , Treble = 5 , Pre = 5 とあったので
そのまんま同じにして見ましたよ。
(ZOOM G3Xnはパラメータもシミュレートしてるということなんで。。。)
結局、ワウのセッティングで音も変わるんでワウの踏み具合が重要。
それとこのキャプテン ネモはエフェクトで近未来感を出していたのでとりあえずStereo Choをつなぎましたが、これのTONE設定も結構重要。

使用ギターはフライングVではなく、いつものPRS S2 Standard22。
でいつものようにGarage Band で録音しました。
ただ、オーディオインターフェイスはいつものLINE6 Sonic Portではなく、Steinberg UR242を使用。
UR242を使った理由は今回のマイケルシェンカーサウンドがSonic Portでは綺麗に録音出来なかったのです。
ZOOM G3Xn からはアナログのLINE OUTからしか音を出力できません。
なのでZOOM G3Xn の音をIPhoneのGarage Bandに取込むにはオーディオインターフェイス側にライン入力が必要になります。
Sonic PortとUR242両方ライン入力用のジャックがあります。
しかしZOOM G3Xnからの出音とSonic Portを介した音とでかなり音が悪くなってしまい
(レンジがやたら狭くガチャガチャに聞こえてしまう。)
色々試行錯誤した結果、UR242を使用しました。
オーディオインターフェイスを変えたらすっきりとした音で録れましたが、こんなにも音が変わるとは。。。

2018年9月8日

ミニギター リトルマーチンにオススメの弦

リトルマーチンの弦を久々に交換。
普段使っているのは、エリクサー NANOWEB PHOSPHOR BRONZE MEDIUM。


しかし先日、間違ってエリクサー POLYWEB BRONZE MEDIUMを買ってしまった。
渋々使うこと3ヶ月強。。。
全く錆びる気配も無いし、特に問題もないけれどそろそろ変えようか!?


ということで今回買ったのはダダリオ EJ17 PHOSPHOR BRONZE MEDIUM!
左がダダリオ、右は外したエリクサー。

比べると色が全然違う。
ダダリオは普通の色だけどエリクサーPOLY WEBは白っぽい金。

エリクサーはNANO WEB と POLY WEB があるけれどPOLY WEBはコーティングが分厚く、巻弦の隙間は白いコーティングで埋められておりかなり白っぽくNANO WEBに比べ音が奥まっているというか閉じ込められた感じ。

そして音は張りたてというのもあるけれど、ダダリオの方はエリクサー POLY WEBと比べ音がクリアで全然前に出てくる感じ。

これまでにエリクサー NANO WEB , POLY WEB , MARTIN弦、ダダリオ弦と試したけど、音はエリクサーPOLY WEBが一番イマイチだったかも。

エリクサー NANO WEBはもっとクリアでキラキラした音。
MARTIN弦は甘く情緒的な響きが魅力。
ダダリオは上記2つに比べクセのないクリアな音。

耐久性は個人差にもよるけど、やはりエリクサーは全然錆びないし3ヶ月以上は使えてしまう。
私は弦が錆び易い体質なのかMARTIN弦、ダダリオ共には1日弾けば部分的に黒ずんで引っかかるようになってしまう。錆び始めるのは1週間程か。

でも弦で全然音が変わるのが面白いところ。
マーティンサウンドにはマーティン弦が一番相応しいのかも。

弦によって弾き心地も全然違ってきて、やはりエリクサーはテンションが硬く感じる。
MARTIN弦、ダダリオは心地よい感じ。

以前、黒澤楽器に行った際に、リトルマーティンの事を色々と教えてもらい、店員さんが言うにはスケールが短いので細い弦を張ってしまうと全然音が貧弱になる。
MEDIUMゲージを使わないとダメ!と教えられた。

その教えを忠実に守り常にMEDIUMを使っているものの、エリクサーだとテンションが硬い上にスケールが短いので特に1フレットとかは非常に押さえにくい。

その点、MARTIN弦、ダダリオ弦だと全然押さえやすい。

そしてエリクサーはコーティング弦なのでフィンガリングでの滑りが良いのでフィンガリングノイズが出ない。
けれど普通の弦を使ってた人がエリクサーを使うと最初はツルツル滑るので変な感じかも!
フィンガーピッキングも通常の弦より滑るのでタッチを出すのに慣れが必要。
逆にエリクサーから普通の弦にすると滑りが悪いのでフィンガリングも引っかかり、フィンガーピッキングも指に食い込む感じで引っかかるので指の腹が痛くなる。
まぁすぐ慣れますが!

で、リトルマーティン オススメの弦、
音の好みを取るか、耐久性を取るか、弾き易さを取るか
それはあなた次第!

ちなみにリトル・マーティンに標準でセットアップされる弦はMartin MSP-4200 というPHOSPHOR BRONZEのMEDIUMゲージです。
2018年にMartin製弦ラインナップが刷新され、MSP-4200は廃版となり、現在、リトルマーティンの出荷時にセットアップされる弦はAuthentic Acoustic Lifespan® 2.0 Medium - 92/8 Phosphor Bronze MA550Tという弦に変わったようです。
■AUTHENTIC ACOUSTIC LIFESPAN 2.0シリーズ<br />
■コーティング弦<br />
■92/8 PHOSPHOR BRONZE<br />
■Mediumゲージ(013,017,026,035,045,056)<br />
<br />
サウンドハウスで見る ■AUTHENTIC ACOUSTIC LIFESPAN 2.0シリーズ
■コーティング弦
■92/8 PHOSPHOR BRONZE
■Mediumゲージ(013,017,026,035,045,056)

サウンドハウスで見る


この新しいMA550Tはコーティング弦で旧製品のMSP-7200の後継品だそうです。
MA550というTが付かないほうはコーティング弦ではありません。こちらがMSP-4200の後継品のようです。
■アコースティックギター用弦
■AUTHENTIC ACOUSTIC SPシリーズ
■92/8 PHOSPHOR BRONZE
■Mediumゲージ(013,017,026,035,045,056)

サウンドハウスで見る ■アコースティックギター用弦
■AUTHENTIC ACOUSTIC SPシリーズ
■92/8 PHOSPHOR BRONZE
■Mediumゲージ(013,017,026,035,045,056)

サウンドハウスで見る

そして最近、私がリトルマーティン用に使っているのは前述のいずれの弦でもなく、エリクサーのNANOWeb Phosphor Bronze HD Light という弦を使っています。
この弦はプレーン弦(1,2弦)はMediumゲージで巻弦(3-6弦)は1ランク細いLightゲージの組み合わせとなっていてスケールが短いことによるプレーン弦の音のしょぼさと巻弦の押さえ難さを解消でき1石2丁?となる組み合わせとなっています。
今、リトルマーティンで更なる弾きやすさを求める方にはこれをおススメします!
■タイプ:アコースティックギター弦
■シリーズ:Nanoweb Phosphor Bronze
■ゲージタイプ:HD Light
■ゲージ:013、017、025、032、042、053

■タイプ:アコースティックギター弦
■シリーズ:Nanoweb Phosphor Bronze
■ゲージタイプ:HD Light
■ゲージ:013、017、025、032、042、053

2018年9月1日

作りの良いギターって。。。 バリのスーパーで売ってたギター達。。。

ギターの作りの良さ、品質ってなんだろう。

MADE IN USA = 音がいい 本物、作りが雑
MADE IN JAPAN = 作りがいい、弾きやすい
MADE IN CHINA = 安いけど品質が上がってきている

などなど、色々な意見、感想が飛び交います。
これから紹介するギターは、そんな議論もぶっ飛ぶギター達。
そう、そんな事がどれだけちっぽけな事だったのか!という。。。。。

題して「バリのスーパーで売ってたギター達。。。」

バリはインドネシアの島の一つで、世界有数の観光地でしたがここ数年で飛躍的に近代化が進んでいます。
また、インドネシアは人口も非常に増え、車もすごく増え連日大渋滞です。
(ここ10年で車が増えたけど道路の開発が追いついていない)

バリには一昔前の日本でいうスーパー(デパートという)があり、これらのスーパーでは洋服からカー用品から電化製品まで何でも売っています。
(一昔前の日本のスーパー、デパートのよう)
そしてギターも売ってました。(洋服コーナーの一角です。)
なかなか種類は豊富です。
値段は大体200000ルピー。
日本円にして大体1,800円!?
ん?なんかへんだぞ!?
このギターは1-3弦がないようだ・・・
ん?別の固体も変だ!!
1弦のペグのナット?が無い。。。
こ、これもヘンだ。。。
フレットが4本位無いでわないか!!
ちなみに個体差はあるものの、全ての固体の弦高は12Fで1cm位だったかな!?

これらのギターのクオリティと比べてしまうと日本の楽器屋さんで売られているギターってピンからキリまで本当にクオリティが高く作りが良いなーって関心してしまいました。

ではバリの人達がこのギターを弾いているかって!?
買う人もいるかも知れないけれど、バリのギタープレイヤーはちゃんとしたギター使ってますよ!

バリは世界有数の観光地なので、レストラン、バー等で演奏するミュージシャンが沢山います。当然演奏も上手いのです。

ある日、たまたまレストランでご飯を食べていたら、流しのミュージシャンが僕に「アナタ ミュージシャンでしょ?アナタ ギター弾けるでしょ? 弾いて!」と彼のアコギを手渡されました。

使っていたのはYAMAHAでした。
流石、世界のYAMAHAです。
バリは海に囲まれた島で年中常夏、乾季と雨季があり、特に雨季は湿度が非常に高いのです。
ギターのコンディション的には厳しいと思います。
だからこそ、彼らはYAMAHAのギターをプロの道具として重宝しているように思います。
流石に弦は錆び易いのか、コンパウンド弦を貼ってましたが。。。