2021年9月27日

コロナ渦の影響で楽器業界はインフレなのか?

 コロナ渦で不況になる業種もあればそうでない業種もあったりで世の中大きく色んなことが変わりました。

楽器業界は今まで不景気とかオワコンとか言われたりしましたが、コロナ渦と緊急事態宣言の影響で巣ごもり需要があり、家の中で暇だということで結構ギター等楽器類が売れているというニュースは結構見ました。

その一方で、物流、特に海運での物流においてコンテナ不足による滞りで輸入品等が在庫切れ等、物不足になった感じもあります。

海外ではロックダウンとかを厳しく行ってたりしたので物流だけでなく、工場での生産も止まったりしていたようですし、

更に、リモートワーク移行による都心から地方での住宅の需要急増から木材相場の高騰、メチャメチャ木材相場が上がりました。

当然家を買えば家具も買うし、私自身もリモートワークを始めるに辺り、家具買い替えましたから。

そんな状況なのでギターを作る木材の価格に影響がないワケが無いと思ってます。

こんな状況なので、日本の楽器屋も在庫は減れど、新商品も入荷が遅れたり、又は、新商品が値上がりしたりなのかなーっていうのを感じる今日この頃です。

楽器屋さんのセールも激しくお得なセールってのはあんまり見なくなった気がしますし、ブランドによっては新製品がやたら高くなってたりしてるんで楽器業界もコロナ渦を境にインフレ傾向になったというのをヒシヒシと感じます。

そんな状況下ですけども楽器屋さんで物を色々選んで買えるって恵まれてるなーってつくづく思います。

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

2021年9月25日

FENDER Deluxe Tweed Cable というシールドを買ってみた

 ギターシールドが断線したんで買い替えようと色々物色してたんですけど、種類は豊富で高いのから安いのまで値段もピンキリで選ぶのに困ります。

ここまで沢山あると音が良いだけでなく見た目がカッコいい?ものをと欲が出てきます。

今まで、銀プラグに黒いケーブルのシールドばかり使ってたんで、もっとお洒落にプラグに色のついたやつとか、ケーブルがゴムではなく編み物みたいなやつとか欲しくなりました。

色々と物色していて目に止まったのがフェンダーのシールド。

フェンダーって昔からシールドは売ってるしどちらかと言えば安いし高くもないイメージですが、現在のシールドケーブルのラインナップはオリジナル、プロフェッショナル、デラックスとシリーズがあり、プラグもなんか銀ではなく色付きモールドタイプの物だったりケーブルもツイードで柄物まであったりでお洒落です。

リンク

グレードによってプラグだったりケーブルの芯線も異なるようでケーブルの芯の太さは

オリジナル 23AWG

プロフェッショナル 22AWG

デラックス 20AWG

とグレードに応じ太くなるみたいです。


最初、フェンダーのプロフェッショナル ケーブルを買おうと思ったのですが、上位のデラックス ツイード ケーブルが2500円とお得になっていたのでこちらを注文しました。


DELUXE TWEEDという名前の通り、フェンダーのツイードアンプ、ツイードハードケースのような色合い。。。

手持ちのギターや機材に色が合うかはさておき、ケーブルだけはなんかお洒落。

デラックスケーブルだとプラグが金メッキになるけど効果はよくわからないし、色的には好みではないです。でも仕様を見てこのデラックスで使われているケーブルが一番太くなっているのはとても気になったポイントでもあり、どれだけデラックスな音がするのか気になります。

手持ちのシールド BELDEN 9778,BELDEN 8412,VOX VCC-90カールコードとこのFENDER DELUXE Tweed Cableとで比較をしてみました。

左からVOX VCC90,FENDER DELUXE ,BELDEN9778,BELDEN8412 


BELDEN 9778 (3m)

定番中の定番のシールドですが、程よいパワー感と音の分離感、すっきり感を感じられます。音質的には、ハイファイかつハイ~ハイミッド寄りが強調された感じです。

以前に国産の標準的なケーブルと比較したときの印象としてはそれらのケーブルよりも音量が上がって、かつハイ~ハイミッドがもっと出ている感じでした。

上の写真の通り、この中では一番ケーブル自体が細いです。

個人的に音的に一番好みのケーブルです。



BELDEN 8412 (3m)

こちらも定番でBELDEN9778と同様すっきりした分離感がありハイファイな感じで聞こえます。

ただし、音色は9778がハイミッドが強調されたのに対し、8412はローミッドが強調される感じで音の重心が下のほうにくる感じです。

総じてBELDEN8412も9778同様とても良いケーブルだと思うのですが、両方持っていると個人的には9778よりもローが出る8412はギターよりもベース弾くときに使うことが多いです。

ケーブルは太めで固めですが、家で使う分にはなんら問題ありません。



VOX VCC-90 (9m)

こちらも定番中の定番のシールドで歴代のロックスターが使用してきたイメージがあるので音より見た目の「カールコード=カッコいい」でチョイスしました。

このケーブルだけ3mではなく、ケーブル自体の長さ9mになるのですが、カールコードになっているので全長は1.5m位。

ケーブルが長いので信号の劣化、減衰もあるのかと思いきや、音量もドンっとあります。

BELDENと比べると音の分離感よりもミドルにまとまってドンっとパワフルな音に感じます。

なので歪ませた時の音が気持ち良いです。

ルックスもロックな感じで好きです。

値段もリーズナブルなのに金メッキのプラグだったり、シールドを入れるポーチのようなものまで付属しているので結構お得感もありお気に入りのケーブルなのです。

ただ一つ問題があってケーブルのカールになっている部分が結構重たく、レスポールのようなジャックでL型のプラグを使う分には問題ないのですが、ストラトで使う場合、逆側のストレートのプラグを挿せるのですが、カールコードの重さでプラグが引っ張られプラグとシールドジャックの接触が悪めな感じです。



FENDER DELUXE TWEED CABLE (10ft 大体3m)

4製品で比べて分かったのがBELDENはすっきりした分離感、VOX VCC-90は分離感よりもミドルで音がまとまっている感じでした。

FENDERデラックスケーブルもミドルで音がまとまっている感じなので方向的にはBELDENとは異なりVOXのケーブル方向な感じです。

ただし、VOX VCC-90と比較するとケーブル自体の長さが短いからか、レンジも広く音の分離も良い感じです。

VOXよりレンジは広いと言え、BELDENほどの高域は出ておらず、さっぱりカットされてる感じです。

BELDENが固めで分離感のある音だとすれば、このケーブルは柔らかくて太い音という方向性のように感じます。

4製品の中では一番、音がまろやかで太く厚みを感じます。

歪ませるとこの音の太さがまた更に気持ち良く、かなりいい感じです。

やはりエレキギターの音はハイファイ=良いではない気がします。

そういった意味で良いシールドケーブルだと思います。

ケーブル自体はこのケーブルが一番太いのですが、柔らかいので取り回しは楽そうです。


結論

比べた結果、それぞれ特徴、使い勝手もあったりで、どれが良いということではなく使うギター、楽器だったり、演奏する場面、気分によって使い分ける感じにはなっちゃいますけど、FENDER DELUXE Tweed Cableはルックスも音も良いんでしばらくはこれで決まりです!

楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

2021年9月12日

フロイドローズタイプのトレモロユニットとエリクサーで出来る!弦節約のセコ技

 私はギターを弾いていてあまり弦を切ることはないのですが、最近、春畑道哉のJaguar'08という曲を練習するようになってから弦が頻繁に切れるようになりました。

(下の動画はJaguar'13)

春畑道哉といえばフロイドローズ付きのストラトですが、もちろんこの曲を弾く為に私も使用するギターはフロイドローズタイプのブリッジを搭載したストラトを使用しております。

私は弦はエリクサーを使っているので弦は基本的に錆びることが無いので通常は1年近く交換しないのですが、この曲を弾くようになって1-2週間程でチョーキングの時に弦が切れてしまいます。

大体切れるのはブリッジサドルの弦との支点となる箇所で1弦、2弦が切れます。ひどいときは2弦をチョーキングしていたら2弦と3弦が同時に切れたりしました。

でもほとんどのケースでサドルと弦の支点で切れます。

弦は錆びていない、切れたのはブリッジ部分です。

今回お話するセコ技というのは、単にブリッジで弦が切れた場合は、ペグを緩めて、ブリッジ側の弦の切れ端をそのままもう一度ブリッジに差し込みロックして使うというセコ技というかセコいことをやっています!ということです。

しかし、これはフロイドローズとエリクサーだから出来ることだなーなんて思いつつ、いつも1-2回は弦が切れても張り替えずに済ませてます。

それと、弦が切れていなくても弦を外して、サドル側の端を5mm~10mm程切り落としてから、再度、弦を張りなおすこともあります。

これは何故か?というと、エリクサーは弦自体は錆びないですが、弦の裏側でフレットと当たっている部分は、使用していると徐々に凸凹になります。

この凸凹はチョーキングで引っかかったり、フレットを削ってる感じがします。

なのでこの弦の裏の凸凹が出来てきたらその位置をずらす為に、弦を外し、端を切って張りなおすことで凸凹の位置の位置とフレットの位置をずらすことが出来ます。

あまり、弦を緩めたり張ったりを繰り返すと弦自体切れやすくなるので、1-2回やったら新品弦と張り替えって感じです。(もちろんペグ側の余りも無くなってきちゃうので)


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2021年9月9日

シャーラーロックマイスター サドルシムの入れ間違えで指板Rが合ってませんでした

FENDER Player SSH Floyd RoseモデルのFloyd Rose Specialをシャーラー・ロックマイスターに入れ替えて1年半以上経過後に気付いたのですが、2-5弦のサドルの下にシムを付けたまま取り付けていて指板のRに合ってないことに気付きました。

Floyd Roseの仕様だとシム無しで305R、シム有りで254Rとのこと。

 FENDER Player SSH Floyd Roseモデルの指板R"の仕様は305R。

ということはシムは不要だったってことです。

ロックマイスターの図面には305Rと書いてあるし、最初からシムが挟まっていたのでこの状態で305Rなのかと勘違いしてました。

今までこの間違えた状態でも違和感を感じることなくこのギターを使ってきたんで、自分の鈍感さに絶句・・・まぁ別に普通に弾けてたから良いんですけど。

確かにR"は合っているものと思ってたし、そもそもフロイドローズタイプのブリッジは各弦ごとにサドルの高さは変えられないんで今まで弦高も1弦と6弦しかチェックしてなかったです。

改めて各弦高を測ると1弦から6弦まで見たときに1弦、2弦、と順に見ていくと3弦がやたらと高かったです。

先日ロックマイスターのユニットを分解清掃するタイミングでシムを抜きました。


組み上げ後の写真



シム入れてた時よりは平坦ですが抜いてもサドルの高低差は写真の通りあります。

今回の分解清掃では弦高調整のスタッドは回さずそのままにして組付けたので1弦6弦の高さはそのままに2弦~5弦だけ弦高が下がる感じになりました。

2弦~5弦の弦高下がったんでビビりが出るかと思ったんですけど全く問題なし。

ただテンションが下がったせいか、ブリッジのフローティング量がお尻下がりになった為、スプリングを緩めて水平に調整した位でした。

改めて弦高を測りましたが12フレット上で1弦1.25mm~6弦1.3mmの範囲で綺麗に揃いました。

基本的に自分は17フレット上で1弦~6弦までの各弦で1.5mmを目安にセッティングしてままして17フレット上は各弦大体1.5mmでした。

この数値を見ても指板RとブリッジサドルのRは完璧になったと思います。

演奏性については、自分は前の状態に慣れてしまっていたので、2弦~5弦だけ弦高が下がりテンションも気持ち悪い位とても緩く感じ、1弦がテンションきつく感じてますけど一般的にはとても弾きやすい状態だと思います。


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2021年9月8日

シャーラーロックマイスターをメンテナンスしてみた

 フェンダーのPlayerストラトをフロイドローズスペシャルからシャーラーロックマイスターに交換して1年半経ちました。

そしてこの夏場の暑い時期にブリッジミュートしまくりのハードロックなリフを弾きまくってるせいで汗で、サドルが錆びてきました。

特にというか5弦のサドルだけ錆びが酷い。

4弦、6弦は錆びはないけどブリッジミュートのせいかメッキが剥がれてきました。

弦はエリクサーを使ってるんですけどブリッジサドル付近で巻弦まで錆びてます。

今までこんなことなかったのですが、ブリッジミュートのせいなのか、汗なのか、又はそれが原因で5弦のサドルだけ錆びてその錆びが他の部分に移ったのか?

とにかく錆びを止めたいので一度分解して全てのパーツを掃除・錆び落としのメンテナンスをすることにしました。

このロックマイスターは銅メッキが施されてますが、前回、クロームメッキのピックアップカバー、ブリッジのくすみ、曇り落としで使用して調子が良かったMUSIC NOMAD MN101ギターポリッシュを使用してみます。

MUSIC NOMAD MN101は一応ゴールドパーツに使えると書いてあるんで、銅メッキも多分大丈夫かなーと思って使ってみました。

イナーシャブロック、弦ロック固定用スクリューを抑える板バネ、板バネを押さえるプレート等のメッキの施されていないパーツであればパーツのくすみ、曇りがすっきり落ちました。

スクリュー類については弦ロック用スクリューは全く錆びてなかったので拭いても若干黒ずむ程度でしたが、ブリッジ固定用スクリューは若干錆びていてビスを磨くと茶色い錆がウェスに付きました。このポリッシュでは錆び落としの効果もあるようでゴシゴシ拭いて、拭いても茶色くならなくなるまで磨きました。

ベースプレート、ブリッジサドル、アームといったパーツは銅メッキが施されてます。

ポリッシュをたっぷり付けて拭くと、ビンテージ感を出している黒いくすみが落ちてしまい銅の地肌が出てピカピカになってしまいます。

ポリッシュを少量付けて軽くふいてもウェスは黒くなりました。

今回、錆びているだろう5弦のサドルだけは拭くとウェスに錆びが付着しました。

なのでポリッシュを多めに付けてゴシゴシし錆びは取れましたが結果、銅の地肌が出てこの5弦サドルだけ、ピカピカの銅になってしまいました。

組み上げた後はこんな感じです。

最後に、ブリッジの弦の接地面とナイフエッジとスタッドの接触部分にグリスアップ。

グリスについてはBig Bends Nut Sauceを使ったり、ベルハンマーという潤滑剤を使ったりしてますが、今回はベルハンマーを塗ってみました。

今後もサドルの錆びの再発が心配なのですが、ダメならサドルを交換するか新たなケミカルを試すか塗装も考えようと思います。


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