2021年9月12日

フロイドローズタイプのトレモロユニットとエリクサーで出来る!弦節約のセコ技

 私はギターを弾いていてあまり弦を切ることはないのですが、最近、春畑道哉のJaguar'08という曲を練習するようになってから弦が頻繁に切れるようになりました。

(下の動画はJaguar'13)

春畑道哉といえばフロイドローズ付きのストラトですが、もちろんこの曲を弾く為に私も使用するギターはフロイドローズタイプのブリッジを搭載したストラトを使用しております。

私は弦はエリクサーを使っているので弦は基本的に錆びることが無いので通常は1年近く交換しないのですが、この曲を弾くようになって1-2週間程でチョーキングの時に弦が切れてしまいます。

大体切れるのはブリッジサドルの弦との支点となる箇所で1弦、2弦が切れます。ひどいときは2弦をチョーキングしていたら2弦と3弦が同時に切れたりしました。

でもほとんどのケースでサドルと弦の支点で切れます。

弦は錆びていない、切れたのはブリッジ部分です。

今回お話するセコ技というのは、単にブリッジで弦が切れた場合は、ペグを緩めて、ブリッジ側の弦の切れ端をそのままもう一度ブリッジに差し込みロックして使うというセコ技というかセコいことをやっています!ということです。

しかし、これはフロイドローズとエリクサーだから出来ることだなーなんて思いつつ、いつも1-2回は弦が切れても張り替えずに済ませてます。

それと、弦が切れていなくても弦を外して、サドル側の端を5mm~10mm程切り落としてから、再度、弦を張りなおすこともあります。

これは何故か?というと、エリクサーは弦自体は錆びないですが、弦の裏側でフレットと当たっている部分は、使用していると徐々に凸凹になります。

この凸凹はチョーキングで引っかかったり、フレットを削ってる感じがします。

なのでこの弦の裏の凸凹が出来てきたらその位置をずらす為に、弦を外し、端を切って張りなおすことで凸凹の位置の位置とフレットの位置をずらすことが出来ます。

あまり、弦を緩めたり張ったりを繰り返すと弦自体切れやすくなるので、1-2回やったら新品弦と張り替えって感じです。(もちろんペグ側の余りも無くなってきちゃうので)


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