2018年9月1日

作りの良いギターって。。。 バリのスーパーで売ってたギター達。。。

ギターの作りの良さ、品質ってなんだろう。

MADE IN USA = 音がいい 本物、作りが雑
MADE IN JAPAN = 作りがいい、弾きやすい
MADE IN CHINA = 安いけど品質が上がってきている

などなど、色々な意見、感想が飛び交います。
これから紹介するギターは、そんな議論もぶっ飛ぶギター達。
そう、そんな事がどれだけちっぽけな事だったのか!という。。。。。

題して「バリのスーパーで売ってたギター達。。。」

バリはインドネシアの島の一つで、世界有数の観光地でしたがここ数年で飛躍的に近代化が進んでいます。
また、インドネシアは人口も非常に増え、車もすごく増え連日大渋滞です。
(ここ10年で車が増えたけど道路の開発が追いついていない)

バリには一昔前の日本でいうスーパー(デパートという)があり、これらのスーパーでは洋服からカー用品から電化製品まで何でも売っています。
(一昔前の日本のスーパー、デパートのよう)
そしてギターも売ってました。(洋服コーナーの一角です。)
なかなか種類は豊富です。
値段は大体200000ルピー。
日本円にして大体1,800円!?
ん?なんかへんだぞ!?
このギターは1-3弦がないようだ・・・
ん?別の固体も変だ!!
1弦のペグのナット?が無い。。。
こ、これもヘンだ。。。
フレットが4本位無いでわないか!!
ちなみに個体差はあるものの、全ての固体の弦高は12Fで1cm位だったかな!?

これらのギターのクオリティと比べてしまうと日本の楽器屋さんで売られているギターってピンからキリまで本当にクオリティが高く作りが良いなーって関心してしまいました。

ではバリの人達がこのギターを弾いているかって!?
買う人もいるかも知れないけれど、バリのギタープレイヤーはちゃんとしたギター使ってますよ!

バリは世界有数の観光地なので、レストラン、バー等で演奏するミュージシャンが沢山います。当然演奏も上手いのです。

ある日、たまたまレストランでご飯を食べていたら、流しのミュージシャンが僕に「アナタ ミュージシャンでしょ?アナタ ギター弾けるでしょ? 弾いて!」と彼のアコギを手渡されました。

使っていたのはYAMAHAでした。
流石、世界のYAMAHAです。
バリは海に囲まれた島で年中常夏、乾季と雨季があり、特に雨季は湿度が非常に高いのです。
ギターのコンディション的には厳しいと思います。
だからこそ、彼らはYAMAHAのギターをプロの道具として重宝しているように思います。
流石に弦は錆び易いのか、コンパウンド弦を貼ってましたが。。。