先日ピックアップ交換を行ったFender Player ストラトキャスター HSS FRT。
ピックアップ交換、リアハムのポットを500kトーンポットへの交換し更にパワフルかつ低域から広域まで音の押出も良くなり、改造した結果は大満足。
更なるチューンアップで残された箇所はトレモロユニット。
このギターに装着されているのは廉価版のフロイドローズ スペシャル。
このフロイドローズスペシャルの他の人の評判を見ると精度、耐久性が良くない模様。
実際に使っていて確かにそれは感じていて、
-アームのガタつき
-ハードなアーミングでチューニングが狂う
というのは使い始めてから強く感じています。
アームのガタつきは軽く揺らすような繊細なアーミングをしてもアームだけカクカクしててしまい音をゆらゆらさせたいのにガクガクしてしまいます。
一応これはアームを差し込む穴にサランラップを詰めて少しは良くなったけどアームのネジを緩めてブランとさせるとやはりガタつくなー。
ハードなアーミングでチューニングが狂ってしまうのはそもそも論外。
そーいうことをする為にフロイドローズ付きのギターを買ったのに意味がないなー。
弦の相性もあるようでダダリオの弦ならそこまでは酷くないけど、コーティング弦のエリクサーだとガッツっとアームアップすると3弦、6弦あたりは半音位下がってしまったり2.3弦が外れ抜けてしまったりと中々安定しない感じ。
ロックナットの締付けが弱いのか、弦がコーティングで滑るのか、弦が硬めだからかロックナットも滑ってしまうのかはわからないけど、思い切り演奏するにはちょっとキツイ。
アームをガッツとやるのを躊躇ってしまいます。
てなわけで次の改造はフロイドローズスペシャルを本家のMADE IN Germanyのフロイドローズにするか、ゴトーのフロイドローズライセンス品で評判の高い1996Tにするかを検討中。
他にも激安なフロイドローズ風な製品もあるけど確かな物を選びたいのでそういったものは論外。
フロイドローズスペシャルは本家のフロイドローズと互換性があるのでボディに取り付けるスタッドとスタッドアンカーも含めて交換出来そう。
指板のRが12インチ用の物が用意されてるし。
ゴトーのはスタッドとアンカーはサイズが違うみたいなのでこの部品だけはそのまま交換は出来なそう。
フロイドローズはベースプレートの厚みが5mmに対し、ゴトーのは3.5mm。
もう少し音を柔らかくしたい気持ちもあるので厚みが薄いゴトーの方が良いのかー。
本家のフロイドローズは3万
近くしてしまうけどゴトーのは1万3~5千円位と安い。
悩む…
2019年6月22日
2019年6月20日
Fender Player ストラトキャスター HSS タップスイッチ取付
先日ピックアップをダンカン SSL-2とTB-59に交換してからの、更なる改造としてリアハムバッカーのコイルタップスイッチ取付に挑んでみました。
スイッチはリアハムバッカーのトーンポットをプッシュプルスイッチ付きのポットに交換し、見た目はそのままにタップスイッチを追加します。
交換用のポットはCTS製 500kΩのプッシュプルスイッチポットでALLPARTSから出ているEP-5586-000という型番。サウンドハウスさんで購入。
ALLPARTS ( オールパーツ ) / EP-5586-000 CTS 500K Push Pull Audio Pot ALLPARTS(オールパーツ)のプッシュプルポット、A500K、CTS、スプリットシャフト、インチ規格 サウンドハウスでみる
その他に配線材も無いのでそれらも購入。
配線材なんてどれでもいーやと思いつつUSA Cloth Wireという配線材を購入。
ピックガード外して裏の配線見てわかりましたがこの配線材はダンカンのSSL-2の線と一緒のようです。
その他、KESTERのハンダ、ハンダ吸い取り線、ポットを外す為のモンキーレンチまで買い準備は万端。
MONTREUX ( モントルー ) / USA Cloth Wire 1M White [1585] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / Kester 44 1.5m [1475] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / ハンダ吸取り線 1 meter [1676] サウンドハウスでみる
では、早速作業開始!…
まずはピックガードを外して裏返し、現在の配線をチェック。
リアトーンポットには3本の線が結線されていました。
とりあえず、配線の色と場所をメモがわりに写真で撮り、ハンダコテで線を取り外します。
ポットの裏のハンダが中々取れないという話も良く聞きますが、そっちは難なく取り外すことが出来ました。
しかし、ポットの端子にハンダ付けされた二本の線は端子穴に線が巻かれた状態でハンダ付けされてて中々取れないので諦め、ニッパーでカット。
で取れました。
リアピックアップ用についてたトーンポットはCTS製250kのポットでした。
FenderのMEXICO製はやはり電装パーツもちゃんとしたパーツが使われています。
次に新しいポットのスイッチの方へのハンダ付け。ポットのスイッチ部の基板が小さく、ねじ止めしてからハンダ付けではやりにくそうなんで先にスイッチの基板の2本の線をハンダ付け。
c1と書かれたコモンにピックアップのタップ線を接続。
もう一方、1と書かれた穴からポットの横の鉄の部分を短い線を用意しハンダ付け。
この状態でピックガードにポットをねじ止め。
そしてポット線とスイッチc1コモンに付けた線をハンダ付け。
更に5wayスイッチからくる線と隣のトーンポットからくるコンデンサの線を各端子にハンダ付け。
更にポット裏に元々付いていた線を元通り新しいポットの横にハンダ付け。
5wayスイッチのセンター+リア及びリアポジション時にハムのHOT線が掛かるように端子同士を結線。
雑だけどとりあえずハンダ作業は終了。
ピックアップガードを裏返し、ギターにシールドを挿してちゃんと音が出るかを、各ピックアップのポールピースにドライバーの先端を当てがいチェック!
ここで問題発生。
ポットのスイッチを上げた時に音が出ない!
タップ線ハンダ付けをやり直し再度チェック。
各5wayスイッチポジション、タップスイッチ切換共に問題無さそうなので組んでしまいます。
ここまでで1時間半は掛かったけれど無事完成!
今回の改造でセンター+リア及びリアのポジションでコイルタップ出来るようになりました。
そして肝心なコイルタップしたハムの音は、レスポールやPRS等、他のどのギターのコイルタップの音よりもストラトのシングルコイルの音に近い感じで大満足!
ただ、トーンのポットが250kから500kに変わったせいか、コイルタップしていないときのハムの音も変わってしまいました。
より本来のハムらしい音になったと言えばそうかもしれないけれど、よりハイが出ているのか音量も上がった気がしてフロント、ミドルとの音量差、又は迫力の差にギャップが出てしまったかもしれません。
音が250kのポットの時のほうが音がマイルドで扱いやすかった気もしてます。
ハムには500kのポットとは言いますが、今までと比べると音が暴れている感もあるのでピックアップの高さ等を調整して気に入らなければ250kのスイッチポットに変えてみようかなー。。。。
ポットの抵抗値で音がかなり変わったというのが今回の改造で感じました。
スイッチはリアハムバッカーのトーンポットをプッシュプルスイッチ付きのポットに交換し、見た目はそのままにタップスイッチを追加します。
交換用のポットはCTS製 500kΩのプッシュプルスイッチポットでALLPARTSから出ているEP-5586-000という型番。サウンドハウスさんで購入。
ALLPARTS ( オールパーツ ) / EP-5586-000 CTS 500K Push Pull Audio Pot ALLPARTS(オールパーツ)のプッシュプルポット、A500K、CTS、スプリットシャフト、インチ規格 サウンドハウスでみる
その他に配線材も無いのでそれらも購入。
配線材なんてどれでもいーやと思いつつUSA Cloth Wireという配線材を購入。
ピックガード外して裏の配線見てわかりましたがこの配線材はダンカンのSSL-2の線と一緒のようです。
その他、KESTERのハンダ、ハンダ吸い取り線、ポットを外す為のモンキーレンチまで買い準備は万端。
MONTREUX ( モントルー ) / USA Cloth Wire 1M White [1585] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / Kester 44 1.5m [1475] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / ハンダ吸取り線 1 meter [1676] サウンドハウスでみる
では、早速作業開始!…
まずはピックガードを外して裏返し、現在の配線をチェック。
リアトーンポットには3本の線が結線されていました。
とりあえず、配線の色と場所をメモがわりに写真で撮り、ハンダコテで線を取り外します。
ポットの裏のハンダが中々取れないという話も良く聞きますが、そっちは難なく取り外すことが出来ました。
しかし、ポットの端子にハンダ付けされた二本の線は端子穴に線が巻かれた状態でハンダ付けされてて中々取れないので諦め、ニッパーでカット。
で取れました。
リアピックアップ用についてたトーンポットはCTS製250kのポットでした。
FenderのMEXICO製はやはり電装パーツもちゃんとしたパーツが使われています。
次に新しいポットのスイッチの方へのハンダ付け。ポットのスイッチ部の基板が小さく、ねじ止めしてからハンダ付けではやりにくそうなんで先にスイッチの基板の2本の線をハンダ付け。
c1と書かれたコモンにピックアップのタップ線を接続。
もう一方、1と書かれた穴からポットの横の鉄の部分を短い線を用意しハンダ付け。
この状態でピックガードにポットをねじ止め。
そしてポット線とスイッチc1コモンに付けた線をハンダ付け。
更に5wayスイッチからくる線と隣のトーンポットからくるコンデンサの線を各端子にハンダ付け。
更にポット裏に元々付いていた線を元通り新しいポットの横にハンダ付け。
5wayスイッチのセンター+リア及びリアポジション時にハムのHOT線が掛かるように端子同士を結線。
雑だけどとりあえずハンダ作業は終了。
ピックアップガードを裏返し、ギターにシールドを挿してちゃんと音が出るかを、各ピックアップのポールピースにドライバーの先端を当てがいチェック!
ここで問題発生。
ポットのスイッチを上げた時に音が出ない!
タップ線ハンダ付けをやり直し再度チェック。
各5wayスイッチポジション、タップスイッチ切換共に問題無さそうなので組んでしまいます。
ここまでで1時間半は掛かったけれど無事完成!
今回の改造でセンター+リア及びリアのポジションでコイルタップ出来るようになりました。
そして肝心なコイルタップしたハムの音は、レスポールやPRS等、他のどのギターのコイルタップの音よりもストラトのシングルコイルの音に近い感じで大満足!
ただ、トーンのポットが250kから500kに変わったせいか、コイルタップしていないときのハムの音も変わってしまいました。
より本来のハムらしい音になったと言えばそうかもしれないけれど、よりハイが出ているのか音量も上がった気がしてフロント、ミドルとの音量差、又は迫力の差にギャップが出てしまったかもしれません。
音が250kのポットの時のほうが音がマイルドで扱いやすかった気もしてます。
ハムには500kのポットとは言いますが、今までと比べると音が暴れている感もあるのでピックアップの高さ等を調整して気に入らなければ250kのスイッチポットに変えてみようかなー。。。。
ポットの抵抗値で音がかなり変わったというのが今回の改造で感じました。
2019年6月9日
FENDER Player ストラト HSS ピックアップ交換
FENDER Player ストラトキャスター HSS Floyd Roseのピックアップ交換をしてみることにしました。
音が硬いかなーとかリアのハムの音がパワーが無いなーと思っていたので。。。
買ったのはセイモア・ダンカンのピックアップ。
Floyd Rose仕様の為、指板がフラットなのと弦間ピッチが空くので
ネックとミドルのシングルコイルはSSL-2.
ブリッジのハムバッカーはTB-59トレムバッカー。
それとハンダこても持ってなかったのでついでにFERNANDESから出ているのSI-1500というハンダこても買いました。ハンダとちょっとしたハンダを置くホルダー付きです。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / TB-59 59 Trembucker White
■'59MODEL
■トレムバッカー、ホワイト
■マグネット:Alnico V Bar
■D.C.RESISTANCE:8.13k
■RESONANT PEAK:6.00kHz
■ケーブル:Four Conductor
■OUTPUT:Vintage
■フェンダー/フロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応します。
サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SSL-2 VINTAGE FLAT STRAT
■ギターピックアップ
■VINTAGE FLAT STRAT
■シングルコイル
■マグネット:Alnico V Rods
■D.C.RESISTANCE:6.60k
■RESONANT PEAK:9.00k
■ケーブル:Single Conductor Cloth
■OUTPUT:Vintage
サウンドハウスでみる
FERNANDES ( フェルナンデス ) / SI-1500 はんだごて
FERNANDES / SI-1500は、ギター、ベースの配線やケーブルの自作に必要となるハンダゴテの大定番。はじめての方にも扱いやすいコンパクト&軽量設計。簡易こて台とハンダ、紙やすりも付属し、すぐに楽器の配線メンテナンスや、ケーブルの自作をはじめられます。
■ハンダごて
■長寿命の鉄メッキ・ブラックチップこて先使用
■ニクロムヒーター式/40W
■付属品:簡易こて台、鉛入ハンダ、紙やすり付属
サウンドハウスでみる
ハンダ付けなんてもう何年もやってないので心配ですが、とりあえず最低限の道具も揃ったのでまずは作業開始。
とりあえず弦を外します。
フロイドローズなんで外した弦はまたそのまま付けようと思います。
次にピックガードを止めているネジを外しピックガードを外します。
インサイドFENDER Playerシリーズ。
ピックガード裏のアルミテープ?がきれいに貼られ、ピック及び配線用の穴は導電塗料が綺麗に塗られがっちりとノイズ対策が施されています。
ピックガードを丸ごと外そうとシールドジャックから来ているケーブルとアースのケーブルを外そうと思ったのですが、ハンダ付けが中々取れず断念。
とりあえずハンダは外さずにピックガードを裏返すことにします。
とりあえずピックガードを裏返し配線の具合をチェック
なんか5Wayのピックアップセレクタースイッチが想像してたのよりごつくてピンがいっぱいあるんですけど。。。
調べるとどうやらこのスイッチは5Wayスーパースイッチなるものらしく4つの回路が独立して使えるというものらしい。
また、リアのハム用のトーンポットは250kΩだったんすね。。。
5Wayスイッチの中央の白い線がフロントピックアップ。
その右の黄色がセンターピックアップ。
更にその右の細い赤、緑、黒はリアのハムバッカー。
4つのブロックに端子が5個づつ付いています。
5Wayスイッチのフロントピックアップが配線されているブロックでは1個目と2個目の端子にまたがるようにフロントピックアップが配線されていて、センターピックアップが配線されているブロックの2、3,4の端子にまたがるようにセンターピックアップが配線、フロントピックアップのブロックの4個目、5個目、センターピックアップのブロックの4個目の端子にリアピックアップが配線されているので元通り同じようにつければイケるはず。
とりあえず配線は覚えつつピックアップを外す為、ピックアップから出てる線を全て外します。
とりあえず外すのはあっさり出来ました。
そしてピックガードに新しいピックアップを取り付け、とりあえず見よう見真似でハンダ付け
とりあえず配線が終わったのでピックガードを裏返し、仮組み。
ネジ等は止めず、シールドを差し、アンプをつなぎピックアップのポールピースをドライバでコンコンと叩きながら、ピックアップセレクターを変え、各スイッチポジションごとで各ピックアップから音が出ているかを確認。
配線は問題なさそうなのでピックガードのネジを止め、弦を貼り、完成。
そしていざ、音出し!
ピックアップセレクターを変えながらジャラーンと各ピックアップの出音をチェック。
が、しかし!?
なんか音が交換前とあまり変わらない!!!
フロント、センターのシングルはともかく特にパワーアップを期待したハムの音がちょっとハイとローが前より出るようになった程度でそれほどの変化は無し。
おかしい!
ここで初めてダンカンの配線図をチェック。
どうやらリアのハムバッカーは直列ではなく、並列で接続されていたようだ。
ん!?
つまりFENDER PLAYERのオリジナルのハムももしかして並列だったってこと!?
とにかく、ダンカンの説明書通りに直列になるように配線をし直します。
そしてまた仮組みで配線チェックからの本組み。
そしてアンプからのサウンドチェックの為ジャラーーンと各ピックアップでチェック。
やっとハム本来の太い音がしました。
元々付いていたハムの配線を調べれば分かると思うのですが、多分、元々のハムの接続が並列(パラレル)だったんではないかと思います。
どうりでハムにしてもシングルっぽい音だったなーって今更ながらに思います。
で肝心のピックアップ交換後の音についてですが、
ダンカンSSL-2のほうは元々付いていたPlayerシリーズピックアップよりもマイルドになった感じです。バランスが良いけれど少し音が地味になったかも。
元々付いていたPlayerシリーズのピックアップはフェンダートーンにエッジを加えた現代的な音ということなのでそうなるのかもしれません。
TB-59'トレムバッカーの方はいわゆるハムらしい音に変わったということになるのですが、元々のPlayerシリーズハムバッカーも直列にしたらどうだったんだろーなーって思います。
元々ついていたピックアップはそんなに悪くもなかったんじゃないかなーとも思います。
双方の比較という意味では59’トレムバッカーの方が断然ハイファイでハイローもより強調されています。
でも、今回のピックアップ交換で分かった事は、ピックアップを変えたとしても元々のギター自体のサウンド自体ががらりと変わるもんでもなく元の素性が一番強く出るのかなーってことです。
音が硬かったのもピックアップではなく、ネック指板とフロイドローズのせいなのかも。
ピックアップを変えても本質的なそのギターの持つ音ががらりと変わるということではなくて、調味料を足すとか化粧するとかそんな感じ。
今回、GibsonのP.A.Fを目指したダンカンのTB-59'をこのストラトに付けてもレスポールの音にはならず、ストラトの音が太くなったということです。
最後に、今回TB-59'トレムバッカーの幅が若干広い為、ピックガードに当たってしまうようで、ピックアップのコイルを覆うテープがずり下がってしまいました。
ピックガードの穴を広げる必要があるかも知れません。
但し今回の改造でちょっとリアハムのフェンダーらしさが薄れてしまったのでプッシュプルのトーンポッドに交換してハムバッカーの直列、並列もしくは直列、タップの切替を追加しよーかなーなんて思ってます。
音が硬いかなーとかリアのハムの音がパワーが無いなーと思っていたので。。。
買ったのはセイモア・ダンカンのピックアップ。
Floyd Rose仕様の為、指板がフラットなのと弦間ピッチが空くので
ネックとミドルのシングルコイルはSSL-2.
ブリッジのハムバッカーはTB-59トレムバッカー。
それとハンダこても持ってなかったのでついでにFERNANDESから出ているのSI-1500というハンダこても買いました。ハンダとちょっとしたハンダを置くホルダー付きです。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / TB-59 59 Trembucker White
■'59MODEL
■トレムバッカー、ホワイト
■マグネット:Alnico V Bar
■D.C.RESISTANCE:8.13k
■RESONANT PEAK:6.00kHz
■ケーブル:Four Conductor
■OUTPUT:Vintage
■フェンダー/フロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応します。
サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SSL-2 VINTAGE FLAT STRAT
■ギターピックアップ
■VINTAGE FLAT STRAT
■シングルコイル
■マグネット:Alnico V Rods
■D.C.RESISTANCE:6.60k
■RESONANT PEAK:9.00k
■ケーブル:Single Conductor Cloth
■OUTPUT:Vintage
サウンドハウスでみる
FERNANDES ( フェルナンデス ) / SI-1500 はんだごて
FERNANDES / SI-1500は、ギター、ベースの配線やケーブルの自作に必要となるハンダゴテの大定番。はじめての方にも扱いやすいコンパクト&軽量設計。簡易こて台とハンダ、紙やすりも付属し、すぐに楽器の配線メンテナンスや、ケーブルの自作をはじめられます。
■ハンダごて
■長寿命の鉄メッキ・ブラックチップこて先使用
■ニクロムヒーター式/40W
■付属品:簡易こて台、鉛入ハンダ、紙やすり付属
サウンドハウスでみる
ハンダ付けなんてもう何年もやってないので心配ですが、とりあえず最低限の道具も揃ったのでまずは作業開始。
とりあえず弦を外します。
フロイドローズなんで外した弦はまたそのまま付けようと思います。
次にピックガードを止めているネジを外しピックガードを外します。
インサイドFENDER Playerシリーズ。
ピックガード裏のアルミテープ?がきれいに貼られ、ピック及び配線用の穴は導電塗料が綺麗に塗られがっちりとノイズ対策が施されています。
ピックガードを丸ごと外そうとシールドジャックから来ているケーブルとアースのケーブルを外そうと思ったのですが、ハンダ付けが中々取れず断念。
とりあえずハンダは外さずにピックガードを裏返すことにします。
とりあえずピックガードを裏返し配線の具合をチェック
なんか5Wayのピックアップセレクタースイッチが想像してたのよりごつくてピンがいっぱいあるんですけど。。。
調べるとどうやらこのスイッチは5Wayスーパースイッチなるものらしく4つの回路が独立して使えるというものらしい。
また、リアのハム用のトーンポットは250kΩだったんすね。。。
5Wayスイッチの中央の白い線がフロントピックアップ。
その右の黄色がセンターピックアップ。
更にその右の細い赤、緑、黒はリアのハムバッカー。
4つのブロックに端子が5個づつ付いています。
5Wayスイッチのフロントピックアップが配線されているブロックでは1個目と2個目の端子にまたがるようにフロントピックアップが配線されていて、センターピックアップが配線されているブロックの2、3,4の端子にまたがるようにセンターピックアップが配線、フロントピックアップのブロックの4個目、5個目、センターピックアップのブロックの4個目の端子にリアピックアップが配線されているので元通り同じようにつければイケるはず。
とりあえず配線は覚えつつピックアップを外す為、ピックアップから出てる線を全て外します。
とりあえず外すのはあっさり出来ました。
そしてピックガードに新しいピックアップを取り付け、とりあえず見よう見真似でハンダ付け
とりあえず配線が終わったのでピックガードを裏返し、仮組み。
ネジ等は止めず、シールドを差し、アンプをつなぎピックアップのポールピースをドライバでコンコンと叩きながら、ピックアップセレクターを変え、各スイッチポジションごとで各ピックアップから音が出ているかを確認。
配線は問題なさそうなのでピックガードのネジを止め、弦を貼り、完成。
そしていざ、音出し!
ピックアップセレクターを変えながらジャラーンと各ピックアップの出音をチェック。
が、しかし!?
なんか音が交換前とあまり変わらない!!!
フロント、センターのシングルはともかく特にパワーアップを期待したハムの音がちょっとハイとローが前より出るようになった程度でそれほどの変化は無し。
おかしい!
ここで初めてダンカンの配線図をチェック。
どうやらリアのハムバッカーは直列ではなく、並列で接続されていたようだ。
ん!?
つまりFENDER PLAYERのオリジナルのハムももしかして並列だったってこと!?
とにかく、ダンカンの説明書通りに直列になるように配線をし直します。
そしてまた仮組みで配線チェックからの本組み。
そしてアンプからのサウンドチェックの為ジャラーーンと各ピックアップでチェック。
やっとハム本来の太い音がしました。
元々付いていたハムの配線を調べれば分かると思うのですが、多分、元々のハムの接続が並列(パラレル)だったんではないかと思います。
どうりでハムにしてもシングルっぽい音だったなーって今更ながらに思います。
で肝心のピックアップ交換後の音についてですが、
ダンカンSSL-2のほうは元々付いていたPlayerシリーズピックアップよりもマイルドになった感じです。バランスが良いけれど少し音が地味になったかも。
元々付いていたPlayerシリーズのピックアップはフェンダートーンにエッジを加えた現代的な音ということなのでそうなるのかもしれません。
TB-59'トレムバッカーの方はいわゆるハムらしい音に変わったということになるのですが、元々のPlayerシリーズハムバッカーも直列にしたらどうだったんだろーなーって思います。
元々ついていたピックアップはそんなに悪くもなかったんじゃないかなーとも思います。
双方の比較という意味では59’トレムバッカーの方が断然ハイファイでハイローもより強調されています。
でも、今回のピックアップ交換で分かった事は、ピックアップを変えたとしても元々のギター自体のサウンド自体ががらりと変わるもんでもなく元の素性が一番強く出るのかなーってことです。
音が硬かったのもピックアップではなく、ネック指板とフロイドローズのせいなのかも。
ピックアップを変えても本質的なそのギターの持つ音ががらりと変わるということではなくて、調味料を足すとか化粧するとかそんな感じ。
今回、GibsonのP.A.Fを目指したダンカンのTB-59'をこのストラトに付けてもレスポールの音にはならず、ストラトの音が太くなったということです。
最後に、今回TB-59'トレムバッカーの幅が若干広い為、ピックガードに当たってしまうようで、ピックアップのコイルを覆うテープがずり下がってしまいました。
ピックガードの穴を広げる必要があるかも知れません。
但し今回の改造でちょっとリアハムのフェンダーらしさが薄れてしまったのでプッシュプルのトーンポッドに交換してハムバッカーの直列、並列もしくは直列、タップの切替を追加しよーかなーなんて思ってます。
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