翌々日には届きました!
随分大きな箱で送られてきたなーって思ったら、AMPERO本体に加え、ボリュームペダル、キャリングケースまで付属されてました。
そんなにおまけが付くとは思ってなかったのでラッキー!イケベ楽器さんに感謝!
開封の儀
早速、箱から中身を取り出すと、筐体の大きさは予想通りというか、小さ目ですが、その分ずっしりと重たく感じる。鉄のボディなので頑丈な感じ、ペダルもがっちりしています。
早速電源を入れようとコンセントに刺そうとしたらコンセントのプラグが3芯のアース付きの奴で普通の2芯のコンセントに刺さらない。
とりあえず電源タップに無理やり差し込みます。
電源を入れ、ファームウェアのVerを確認するとVer3.4と少し古かったのでVer3.5へアップ。
ファームウェアの更新はAMPERO EditorというPCアプリから転送します。
それ程、迷うことなくあっさり終わりました。
AMPEROの音
ようやく、ギターをつなぎとりあえず予め用意されているプリセットで音を出してみましたがすごく音がいい感じ!今まで使っていたZOOM G3Xnと比較になりますが音のレンジがとても広くて特にクリーン系の音がパリーンって感じのグラッシー感が圧倒的に出ていて素晴らしいです。
音的にはZOOMを2皮、3皮位剥いてなんか膜が取れた感じ。
BIAS FXとかとも比較するとAMPEROはそれらと同等位の良い音がしていると思います。
更に色々とアンプやエフェクトを入れ替えて音をチェックしてみます。
色々とアンプが入ってますが、どれもすごくいい感じでモデリングされていると思います。
アンプのつまみ類も各実機の各つまみをより忠実に再現しているようなので、いじっていて楽しいし、実機に触れたことが無いアンプとかだと勉強になりますね。
設定時の操作性
操作はマニュアルとか見なくても直感的に出来ました。最初はタッチパネルで操作出来る範囲があまりわからなかったのですが、案外色々な操作が出来ます。
エフェクタのパラメータもタッチスクリーンが画面下の3つのつまみで行えます。
また、画面右の大つまみのクリックと回し操作でも色々と操作出来る感じですのでこれを使い慣れてしまえば問題なさそうです。
エフェクタの順番、並びも各エフェクトをダブルタップすれば移動することが出来ます。
また基本的なつまみを回した際の数値の変化ですが、勢いよく回すと数値が一気に変化しゆっくり回すと数値が一つ刻みで変化します。
慣れないとびっくりしますが、素早く操作したいので良い操作性だと思います。
またパッチごとの音量を設定出来ます。これはZOOM G3Xnにはなかったと思います。
演奏時の操作性
EXペダルのアサインに手間取ったのですが、なんとペダルのオンオフは強く踏み込むとオンになるという優れもの!ワウをオンにすればつま先側を強く踏めばオンになり、その状態で再度踏めばオフになります。
ペダルオフ |
ペダルオン |
これはZOOM G3Xnではなかった機能で、ZOOMの時はワウをオンにしておいたパッチを選んでからペダルに足を移さなければでしたが
AMPEROは普通のワウと同じ要領で踏み込みでオンオフできるのでとても便利です。
フットスイッチは4つありますが、設定で色々とカスタマイズ可能です。
初期設定でのフットスイッチの動作は以下の通り
スイッチ①②③それぞれ単独押し プリセットの切替
スイッチ④ CTRLへアサインし複数のエフェクトのオンオフをひとまとめで切替
スイッチ①+②又は②+③同時押し バンクの切替
スイッチ①又は②長押し FX1のON/OFF
スイッチ③長押し チューナー
スイッチ④長押し ルーパー
個人的にスイッチ①②③単独押しでのプリセット切替、スイッチ④のCTRL、スイッチ③長押しのチューナーは良いとしてバンクの切替と単独FXのオンオフは変更の余地があるかなって感じです。
スイッチ①と②の長押しでバンクの切替にして、①+②同時押しで何かのエフェクタ1個のオンオフ、②+③の同時押しで更にもう一つのエフェクタのオンオフにすることも出来ます。長押しでエフェクタのオンオフだとタイミングが難しいのでそれならば同時押しもありかと思います。
バンクの切替はつまみのダイアルで返れるのでいっそのことバンクの切替はつまみにしてフットスイッチ長押しもエフェクタのオンオフにアサインすることも可能です。
最悪スイッチの数で困ることがあればMIDI入力があるのでMIDI対応フットスイッチコントローラを買えば対応できそう。
難点を挙げるとするならば・・・
AMPEROは一つのパッチでFX1→FX2→AMP→ノイズゲート→CAB→EQ→FX3→ディレイ→リバーブ→リズムマシン、ルーパーというカテゴリで各カテゴリごとにエフェクタを選択していきます。
これらの順番は入れ替えできますが、ディレイのセクションは1か所しかないのに加え、FX1~FX3にはディレイ系のエフェクトはありません。(リストに出てこない)
なので現時点で難点というか困ることを挙げるとすれば一つのプリセットにディレイを2つ入れるとかが出来ないこと位かな・・・
今後、実際の音とかアップしていこうと思います。