2019年8月11日

PRS ギターの良いところ

最近、エントリーモデルであるFENDER MEXICO Player ストラトキャスターばかり弾いていたのですが、たまにPRSを手にとり弾いてみると、PRSの良さを実感してしまう今日この頃。。。
そんなワケでPRSの良さについて改めて他のギターと比べて良いと思う点、感じる点についてまとめてみました。
ちなみにPRSはs2シリーズとコアシリーズです。


ネックが安定している

買った時から今までPRSのギターは一度もロッド調整してません。
買った時から弦高も低めでビビりも気にならない。
フェンダー、ギブソンは季節の変わり目で大体ネック調整してます。
ネック材が安定しているのか構造のせいかはわからないけど、間違いなく言えると思います。

チューニングの安定感

基本的に弦はチューニング合わせた状態で保管、放置してますが、時々弾いた時にチューニングは大体合ってる感じです。
また、トレモロユニットで激しくアーミングしても結構チューニングは安定します。
アームのアップダウンを思い切りやって3弦が少しシャープしてしまう程度。
ナットにグリス等を塗れば更に安定します。
トレモロユニットが凄いのかナットが凄いのか、ペグが凄いのかはよく解りません。
ちなみにFender Playerストラトの廉価版Floyd Rose Specialはロック式にもかかわらず結構狂っちゃいます。 

木工精度の高さ

Custom24と安いS2 Standard22。どちらのギターもパターンレギュラーと言われる最近の仕様では標準のグリップ。
工場は同じUSA工場で製造されますが、ネックの握りの感触はほぼ同じ。
手持ちのギターの塗装がCustom24はV12フィニッシュ?S2はサテンフィニッシュなのでその部分の差はあれど、ネックシェイプのフィーリングは一緒です。

弾きやすさ

慣れと個人差はありますが、個人的にはネックのグリップは弾き易く、また出荷の時点で弦高も低めで弾き易いイメージです。(標準で12F1.5mmだったかな?)
そんなセッティングでも音もあまりビビリが出ないし。。。

弦高等のセットアップは購入後全く変えてないのですが、弾きやすさ、弾き心地に関しては言えばCustom24もS2 Standard22もほぼ変わらないです。

よくPRSはギブソンとフェンダーの間とか、いいとこ取りとか言われますが、どちらでもない、強いて言えばギブソンのハムの音のほうがどちらかと言えば近いって感じでしょうか…

PRSも色々なモデル、スペック、搭載ピックアップがありそれぞれで音が違いますから…
22フレットの場合、確かにハムのフロントとリアに関してはギブソンに近いと思います。
24フレットの場合、フロントピックアップは後ろに位置するのでギブソンのフロントの音とは異なります。

ただシングルの音は出ないのでフェンダーとは言い難いと思います。
しかしフロント・リアのミックスしたハーフトーンが、フェンダーのそれの音を太くしたような感じの音ですが綺麗な音が出ます。
スイッチの組み合わせでバリエーションもあります。

また、PRSは基本的にオリジナルのピックアップが搭載され、グレードやモデルにより搭載ピックアップは異なり、また、音も変わります。

僕のCUSTOM24は往年のPRSサウンド?なHFSトレブル+VINTAGE BASSが付いてますがミドルがモリモリとパワーのある音。
S2 Standard22 は#7というビンテージ系の出力弱めのトレブリーな感じの音。
最近のCustom24はビンテージ系のPAFを意識したピックアップが搭載されているので上記の2つと比べると#7のほうが近いのかも知れません。

音が優等生的だという意見が多いのですが、確かにフェンダーストラトでボリュームトーンを全開にした時のような暴れた感のある音は出ません。
ポールいわくPRSのギターは使える音を出せるが売りと言っていたのでそういうことなのかな?
ボリュームを絞っても音が篭ることなくクリーンになる回路も組まれているし。

これらを総合してPRSの音ってことなのかも知れません。

唯一気に入らない点

唯一気に入らない点は、立って構えた時にギターが大きく見えてしまう点。
ギター自体のシェイプ、見た目は美しいのですが、案外尻デカなので立って構えた時にギターが大きく見えてあまりカッコ良く見えないかも知れません。
ストラト、テレ、レスポールは構えてもしっくりくるような気がする。
PRSを買おうか悩んでいる方は立って構えて鏡で見ることをおススメします。

何かの参考になれば幸いです。

2019年6月22日

Fender PlayerストラトのFloyd Rose Special

先日ピックアップ交換を行ったFender Player ストラトキャスター HSS FRT。
ピックアップ交換、リアハムのポットを500kトーンポットへの交換し更にパワフルかつ低域から広域まで音の押出も良くなり、改造した結果は大満足。

更なるチューンアップで残された箇所はトレモロユニット。
このギターに装着されているのは廉価版のフロイドローズ スペシャル。
このフロイドローズスペシャルの他の人の評判を見ると精度、耐久性が良くない模様。
実際に使っていて確かにそれは感じていて、
-アームのガタつき
-ハードなアーミングでチューニングが狂う
というのは使い始めてから強く感じています。

アームのガタつきは軽く揺らすような繊細なアーミングをしてもアームだけカクカクしててしまい音をゆらゆらさせたいのにガクガクしてしまいます。
一応これはアームを差し込む穴にサランラップを詰めて少しは良くなったけどアームのネジを緩めてブランとさせるとやはりガタつくなー。

ハードなアーミングでチューニングが狂ってしまうのはそもそも論外。
そーいうことをする為にフロイドローズ付きのギターを買ったのに意味がないなー。

弦の相性もあるようでダダリオの弦ならそこまでは酷くないけど、コーティング弦のエリクサーだとガッツっとアームアップすると3弦、6弦あたりは半音位下がってしまったり2.3弦が外れ抜けてしまったりと中々安定しない感じ。
ロックナットの締付けが弱いのか、弦がコーティングで滑るのか、弦が硬めだからかロックナットも滑ってしまうのかはわからないけど、思い切り演奏するにはちょっとキツイ。
アームをガッツとやるのを躊躇ってしまいます。

てなわけで次の改造はフロイドローズスペシャルを本家のMADE IN Germanyのフロイドローズにするか、ゴトーのフロイドローズライセンス品で評判の高い1996Tにするかを検討中。
他にも激安なフロイドローズ風な製品もあるけど確かな物を選びたいのでそういったものは論外。
楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス
フロイドローズスペシャルは本家のフロイドローズと互換性があるのでボディに取り付けるスタッドとスタッドアンカーも含めて交換出来そう。
指板のRが12インチ用の物が用意されてるし。
ゴトーのはスタッドとアンカーはサイズが違うみたいなのでこの部品だけはそのまま交換は出来なそう。
フロイドローズはベースプレートの厚みが5mmに対し、ゴトーのは3.5mm。
もう少し音を柔らかくしたい気持ちもあるので厚みが薄いゴトーの方が良いのかー。

本家のフロイドローズは3万
近くしてしまうけどゴトーのは1万3~5千円位と安い。

悩む…

2019年6月20日

Fender Player ストラトキャスター HSS タップスイッチ取付

先日ピックアップをダンカン SSL-2とTB-59に交換してからの、更なる改造としてリアハムバッカーのコイルタップスイッチ取付に挑んでみました。

スイッチはリアハムバッカーのトーンポットをプッシュプルスイッチ付きのポットに交換し、見た目はそのままにタップスイッチを追加します。

交換用のポットはCTS製 500kΩのプッシュプルスイッチポットでALLPARTSから出ているEP-5586-000という型番。サウンドハウスさんで購入。
ALLPARTS ( オールパーツ ) / EP-5586-000 CTS 500K Push Pull Audio Pot
ALLPARTS(オールパーツ)のプッシュプルポット、A500K、CTS、スプリットシャフト、インチ規格
サウンドハウスでみる ALLPARTS ( オールパーツ ) / EP-5586-000 CTS 500K Push Pull Audio Pot ALLPARTS(オールパーツ)のプッシュプルポット、A500K、CTS、スプリットシャフト、インチ規格 サウンドハウスでみる
その他に配線材も無いのでそれらも購入。
配線材なんてどれでもいーやと思いつつUSA Cloth Wireという配線材を購入。
ピックガード外して裏の配線見てわかりましたがこの配線材はダンカンのSSL-2の線と一緒のようです。

その他、KESTERのハンダ、ハンダ吸い取り線、ポットを外す為のモンキーレンチまで買い準備は万端。

MONTREUX ( モントルー ) / USA Cloth Wire 1M White [1585]
サウンドハウスでみる MONTREUX ( モントルー ) / USA Cloth Wire 1M White [1585] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / Kester 44 1.5m [1475]
サウンドハウスでみる MONTREUX ( モントルー ) / Kester 44 1.5m [1475] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / ハンダ吸取り線 1 meter [1676]
サウンドハウスでみる MONTREUX ( モントルー ) / ハンダ吸取り線 1 meter [1676] サウンドハウスでみる
では、早速作業開始!…

まずはピックガードを外して裏返し、現在の配線をチェック。
リアトーンポットには3本の線が結線されていました。

とりあえず、配線の色と場所をメモがわりに写真で撮り、ハンダコテで線を取り外します。
ポットの裏のハンダが中々取れないという話も良く聞きますが、そっちは難なく取り外すことが出来ました。
しかし、ポットの端子にハンダ付けされた二本の線は端子穴に線が巻かれた状態でハンダ付けされてて中々取れないので諦め、ニッパーでカット。
で取れました。
リアピックアップ用についてたトーンポットはCTS製250kのポットでした。
FenderのMEXICO製はやはり電装パーツもちゃんとしたパーツが使われています。

次に新しいポットのスイッチの方へのハンダ付け。ポットのスイッチ部の基板が小さく、ねじ止めしてからハンダ付けではやりにくそうなんで先にスイッチの基板の2本の線をハンダ付け。
c1と書かれたコモンにピックアップのタップ線を接続。
もう一方、1と書かれた穴からポットの横の鉄の部分を短い線を用意しハンダ付け。

この状態でピックガードにポットをねじ止め。

そしてポット線とスイッチc1コモンに付けた線をハンダ付け。
更に5wayスイッチからくる線と隣のトーンポットからくるコンデンサの線を各端子にハンダ付け。

更にポット裏に元々付いていた線を元通り新しいポットの横にハンダ付け。
5wayスイッチのセンター+リア及びリアポジション時にハムのHOT線が掛かるように端子同士を結線。

雑だけどとりあえずハンダ作業は終了。

ピックアップガードを裏返し、ギターにシールドを挿してちゃんと音が出るかを、各ピックアップのポールピースにドライバーの先端を当てがいチェック!

ここで問題発生。
ポットのスイッチを上げた時に音が出ない!

タップ線ハンダ付けをやり直し再度チェック。


各5wayスイッチポジション、タップスイッチ切換共に問題無さそうなので組んでしまいます。

ここまでで1時間半は掛かったけれど無事完成!

今回の改造でセンター+リア及びリアのポジションでコイルタップ出来るようになりました。
そして肝心なコイルタップしたハムの音は、レスポールやPRS等、他のどのギターのコイルタップの音よりもストラトのシングルコイルの音に近い感じで大満足!

ただ、トーンのポットが250kから500kに変わったせいか、コイルタップしていないときのハムの音も変わってしまいました。
より本来のハムらしい音になったと言えばそうかもしれないけれど、よりハイが出ているのか音量も上がった気がしてフロント、ミドルとの音量差、又は迫力の差にギャップが出てしまったかもしれません。
音が250kのポットの時のほうが音がマイルドで扱いやすかった気もしてます。
ハムには500kのポットとは言いますが、今までと比べると音が暴れている感もあるのでピックアップの高さ等を調整して気に入らなければ250kのスイッチポットに変えてみようかなー。。。。
ポットの抵抗値で音がかなり変わったというのが今回の改造で感じました。

2019年6月9日

FENDER Player ストラト HSS ピックアップ交換

FENDER Player ストラトキャスター HSS Floyd Roseのピックアップ交換をしてみることにしました。
音が硬いかなーとかリアのハムの音がパワーが無いなーと思っていたので。。。
買ったのはセイモア・ダンカンのピックアップ。
Floyd Rose仕様の為、指板がフラットなのと弦間ピッチが空くので
ネックとミドルのシングルコイルはSSL-2.
ブリッジのハムバッカーはTB-59トレムバッカー。

それとハンダこても持ってなかったのでついでにFERNANDESから出ているのSI-1500というハンダこても買いました。ハンダとちょっとしたハンダを置くホルダー付きです。

SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / TB-59 59 Trembucker White

■'59MODEL
■トレムバッカー、ホワイト
■マグネット:Alnico V Bar
■D.C.RESISTANCE:8.13k
■RESONANT PEAK:6.00kHz
■ケーブル:Four Conductor
■OUTPUT:Vintage
■フェンダー/フロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応します。

サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / TB-59 59 Trembucker White

■'59MODEL
■トレムバッカー、ホワイト
■マグネット:Alnico V Bar
■D.C.RESISTANCE:8.13k
■RESONANT PEAK:6.00kHz
■ケーブル:Four Conductor
■OUTPUT:Vintage
■フェンダー/フロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応します。

サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SSL-2 VINTAGE FLAT STRAT

■ギターピックアップ
■VINTAGE FLAT STRAT
■シングルコイル
■マグネット:Alnico V Rods
■D.C.RESISTANCE:6.60k
■RESONANT PEAK:9.00k
■ケーブル:Single Conductor Cloth
■OUTPUT:Vintage

サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SSL-2 VINTAGE FLAT STRAT

■ギターピックアップ
■VINTAGE FLAT STRAT
■シングルコイル
■マグネット:Alnico V Rods
■D.C.RESISTANCE:6.60k
■RESONANT PEAK:9.00k
■ケーブル:Single Conductor Cloth
■OUTPUT:Vintage

サウンドハウスでみる
FERNANDES ( フェルナンデス ) / SI-1500 はんだごて

FERNANDES / SI-1500は、ギター、ベースの配線やケーブルの自作に必要となるハンダゴテの大定番。はじめての方にも扱いやすいコンパクト&軽量設計。簡易こて台とハンダ、紙やすりも付属し、すぐに楽器の配線メンテナンスや、ケーブルの自作をはじめられます。
■ハンダごて
■長寿命の鉄メッキ・ブラックチップこて先使用
■ニクロムヒーター式/40W
■付属品:簡易こて台、鉛入ハンダ、紙やすり付属

サウンドハウスでみる
FERNANDES ( フェルナンデス ) / SI-1500 はんだごて

FERNANDES / SI-1500は、ギター、ベースの配線やケーブルの自作に必要となるハンダゴテの大定番。はじめての方にも扱いやすいコンパクト&軽量設計。簡易こて台とハンダ、紙やすりも付属し、すぐに楽器の配線メンテナンスや、ケーブルの自作をはじめられます。
■ハンダごて
■長寿命の鉄メッキ・ブラックチップこて先使用
■ニクロムヒーター式/40W
■付属品:簡易こて台、鉛入ハンダ、紙やすり付属

サウンドハウスでみる
楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス
ハンダ付けなんてもう何年もやってないので心配ですが、とりあえず最低限の道具も揃ったのでまずは作業開始。

とりあえず弦を外します。
フロイドローズなんで外した弦はまたそのまま付けようと思います。

次にピックガードを止めているネジを外しピックガードを外します。
インサイドFENDER Playerシリーズ。
ピックガード裏のアルミテープ?がきれいに貼られ、ピック及び配線用の穴は導電塗料が綺麗に塗られがっちりとノイズ対策が施されています。


ピックガードを丸ごと外そうとシールドジャックから来ているケーブルとアースのケーブルを外そうと思ったのですが、ハンダ付けが中々取れず断念。
とりあえずハンダは外さずにピックガードを裏返すことにします。

とりあえずピックガードを裏返し配線の具合をチェック

なんか5Wayのピックアップセレクタースイッチが想像してたのよりごつくてピンがいっぱいあるんですけど。。。
調べるとどうやらこのスイッチは5Wayスーパースイッチなるものらしく4つの回路が独立して使えるというものらしい。

また、リアのハム用のトーンポットは250kΩだったんすね。。。

5Wayスイッチの中央の白い線がフロントピックアップ。
その右の黄色がセンターピックアップ。
更にその右の細い赤、緑、黒はリアのハムバッカー。
4つのブロックに端子が5個づつ付いています。
5Wayスイッチのフロントピックアップが配線されているブロックでは1個目と2個目の端子にまたがるようにフロントピックアップが配線されていて、センターピックアップが配線されているブロックの2、3,4の端子にまたがるようにセンターピックアップが配線、フロントピックアップのブロックの4個目、5個目、センターピックアップのブロックの4個目の端子にリアピックアップが配線されているので元通り同じようにつければイケるはず。
とりあえず配線は覚えつつピックアップを外す為、ピックアップから出てる線を全て外します。
とりあえず外すのはあっさり出来ました。

そしてピックガードに新しいピックアップを取り付け、とりあえず見よう見真似でハンダ付け
とりあえず配線が終わったのでピックガードを裏返し、仮組み。
ネジ等は止めず、シールドを差し、アンプをつなぎピックアップのポールピースをドライバでコンコンと叩きながら、ピックアップセレクターを変え、各スイッチポジションごとで各ピックアップから音が出ているかを確認。
配線は問題なさそうなのでピックガードのネジを止め、弦を貼り、完成。
そしていざ、音出し!
ピックアップセレクターを変えながらジャラーンと各ピックアップの出音をチェック。
が、しかし!?
なんか音が交換前とあまり変わらない!!!
フロント、センターのシングルはともかく特にパワーアップを期待したハムの音がちょっとハイとローが前より出るようになった程度でそれほどの変化は無し。

おかしい!
ここで初めてダンカンの配線図をチェック。
どうやらリアのハムバッカーは直列ではなく、並列で接続されていたようだ。
ん!?
つまりFENDER PLAYERのオリジナルのハムももしかして並列だったってこと!?

とにかく、ダンカンの説明書通りに直列になるように配線をし直します。
そしてまた仮組みで配線チェックからの本組み。
そしてアンプからのサウンドチェックの為ジャラーーンと各ピックアップでチェック。
やっとハム本来の太い音がしました。
元々付いていたハムの配線を調べれば分かると思うのですが、多分、元々のハムの接続が並列(パラレル)だったんではないかと思います。
どうりでハムにしてもシングルっぽい音だったなーって今更ながらに思います。

で肝心のピックアップ交換後の音についてですが、
ダンカンSSL-2のほうは元々付いていたPlayerシリーズピックアップよりもマイルドになった感じです。バランスが良いけれど少し音が地味になったかも。
元々付いていたPlayerシリーズのピックアップはフェンダートーンにエッジを加えた現代的な音ということなのでそうなるのかもしれません。
TB-59'トレムバッカーの方はいわゆるハムらしい音に変わったということになるのですが、元々のPlayerシリーズハムバッカーも直列にしたらどうだったんだろーなーって思います。
元々ついていたピックアップはそんなに悪くもなかったんじゃないかなーとも思います。

双方の比較という意味では59’トレムバッカーの方が断然ハイファイでハイローもより強調されています。
でも、今回のピックアップ交換で分かった事は、ピックアップを変えたとしても元々のギター自体のサウンド自体ががらりと変わるもんでもなく元の素性が一番強く出るのかなーってことです。
音が硬かったのもピックアップではなく、ネック指板とフロイドローズのせいなのかも。
ピックアップを変えても本質的なそのギターの持つ音ががらりと変わるということではなくて、調味料を足すとか化粧するとかそんな感じ。
今回、GibsonのP.A.Fを目指したダンカンのTB-59'をこのストラトに付けてもレスポールの音にはならず、ストラトの音が太くなったということです。

最後に、今回TB-59'トレムバッカーの幅が若干広い為、ピックガードに当たってしまうようで、ピックアップのコイルを覆うテープがずり下がってしまいました。
ピックガードの穴を広げる必要があるかも知れません。
但し今回の改造でちょっとリアハムのフェンダーらしさが薄れてしまったのでプッシュプルのトーンポッドに交換してハムバッカーの直列、並列もしくは直列、タップの切替を追加しよーかなーなんて思ってます。
楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

2019年5月28日

FENDER USA vs FENDER MEXICO

FENDER USA vs FENDER MEXICOなんてタイトルにすると物議を醸し出すかもしれないのですが、今回は僕が所有する2本のフェンダー製ストラトの比較について。

FENDER American Standard ストラトキャスター

FENDER Player ストラトキャスター HSS + Floyd Rose(MEXICO)

一つはFENDER American Standard 通称アメスタ。
既に廃盤のモデルです。
だけど、一応スタンダードという名前の通りUSA製の標準的なモデル。
もう一つはFENDER Player。メキシコ製で一番安いエントリーモデル。

この2本、指板の材料、搭載しているハードウェア、ピックアップのシステムも違うので、一概に比較対象というわけにもいきません。
なので、ここで書くコメントはあくまで僕の所有するこの2本に対する個人的な比較であり、なるべく比較出来そうなポイントに絞っての比較、そして感じるままに書いてみようと思います。
USAが良いとかMEXICOが悪いとかそんなことを書くつもりは毛頭ありません。。
あくまで参考まで。。。

AMERICAN Standardの方はアルダーボディにローズウッド指板に3シングルコイルのCustom Shop Fat50'sピックアップ搭載。
Playerの方はアルダーボディー、メイプルネック、メイプル指板にHSS、Player Seriesピックアップ。

生音は、Playerのほうはメイプル指板なので明るくアタック感のある音です。
やはりネックの指板材の差なのか音が全然変わります。

ピックアップのほうは、レイアウトが違うのでネック~ミドルポジションまでの音の比較です。

Playerのほうはパリッ、プリンとした音色だけど、ちょっと固めな感じ。メイプル指板のせいかアタック感があります。
歪ませていくとコリッとした感じの音が出てきます。
これはピックアップの音の傾向なのか指板の音の傾向かはわかりませんが、ボリュームをいじっても基本的な音の傾向は変わらずです。

一方アメスタの方は、個人的にストラト=この音っていう先入観もあるしモデル名の通りスタンダードなので、これが往年のストラトの音?と思っています。
ストラトでレコーディングされた数々の名曲を両方のギターで弾き比べてみるとアメスタの音の方が曲に確実に馴染んでいます。
アメスタのほうがやはりピックアップの音色は綺麗で音抜けも良く、ボリューム、トーン次第で繊細で綺麗な音から太い音や暴れた音まで音の表情、表現の振れ幅も広いです。

人それぞれ好みにもよるでしょうが、「ストラトの音」ってことであればやはりアメスタってことになりますし、こっちの方が音色は好みだし心地良いと感じてます。

それぞれで録音してみた動画の比較はこちら。

FENDER Player

FENDER American Standard

この上と下の動画のZOOM G3Xnのジョン・フルシアンテ サウンドは同じセッティングで弾いています。

弾き易さ

両方とも弦は09-42でネックシェイプも同じモダンCシェイプながらアメスタは普通のトレモロに指板は9.5R、PlayerのほうはFloyd Roseで12R。数値上Playerのほうが指板がフラットのはずなのですが、何となくアメスタのほうが指板が平らに感じます。
ネックのシェイプも同じモダンCシェイプと言いつつも感触は違っていてPlayerのほうが中心寄りが太めで手のひらの肉がやや当たる感じでアメスタがはもっとかまぼこに近い感じ。

ハードウェアの差、木工の差、固体差、調整等など、色々と要素はあるけれど、それはともかく結論として弾き易さは僕にとっては断然アメスタのほうが弾きやすいのです。

まず弦のテンションが何故かアメスタのほうがかなり柔らかいのです。
弦高は両方ともフェンダー標準の17Fで1.6mmで同じ位。
アメスタはマイクロティルトでネック挿角度の調整があるのでこの角度によってなのか!?トレモロユニットの違いからなのか!?は解らないけどホントに初めてこのギター弾いた時からやたらテンションが緩くて弾き易くて驚いたのです。

かといってサスティーンが無いとかではなくちゃんと音も普通に伸びます。

フレットも材料、仕上げが違うような気がしていて、フレット表面がPlayerの方は買った直後は表面がザラザラ気味でした。

以前、エリック・クラプトンがインタビューでこんなようなことを言っていたのを思い出した。

「高いギターであればあるほど良いギターだ。高いギターであるほど演奏家にとって弾きやすく作られているから弾きやすいのだ。」

ギターの値段でギターの善し悪しは関係ないとは思いつつも、高いのにはそれなりの理由があってのことなのか、はたまた、安いギターもパーツ交換、調整次第で大化けするのかは解りません。
でも安かろう悪かろうではロマンが全く無いので、今後は、FENDER Playerのほうを弄っていきたいと思います。
ピックアップ交換や、ブリッジ交換(本家フロイドローズへの交換)等、お金は掛かるけどパーツ交換といった簡単な方法でアップグレードできる余地はあるので楽しみです。
あーでも結局高くつくのか!?

2019年5月1日

Fender のハムバッカーの音

前回買ったFender Player Series ストラトキャスター HSS フロイドローズ ですが、
フェンダーのハムバッカーの音について書いてみようかと思います。

フェンダーのハムバッカーといっても色々と種類があるみたいですが、フェンダーのハムと言えば、やっぱりテレキャスターデラックスのハムがイメージとしては沸いてきます。
歪んだサウンドをイメージするよりもローリングストーンズのようなコリッ又はゴリッとしたクランチサウンドが思い浮かびます。

そして今回買ったFender Player Series ストラトに装着されたPlayer Seriesハムバッカーはレスポールのような音が出るというわけではなく、コリッとした上記のフェンダーのハムでイメージしていたようなサウンドが出る感じです。

何かで読んだのですが、元々ハムバッカーはGibsonが考案して世に出したピックアップで特許も取得していました。
このハムバッカーの最大の特徴は、シングルコイルピックアップに比べノイズが少なくハウリングしにくい点です。
Fenderは特許の絡みで当初は作れなかったワケですが、いざテレキャスターデラックスに搭載するハムバッカー開発の方向性として、ハムバッカーによるノイズ、ハウリング対策を行いつつもサウンドの方向性としてこれまでのFenderのシングルコイルサウンドの音を目指したのではないかということです。

だからFender Player Series ストラトのハムの音はいわゆるGibson系の音というよりもシングルコイルを太くしたような音です。
クリーンからクランチのサウンドは普通のハムの音に比べ高域が出るのでいい感じです。
しかし歪ませていくとレスポール等のハムに比べ音がトレブリーで痩せた感じになってしまうので心地良い音を出すのは中々難しいです。
このハムの音自体は他のギターに無い独特な音なので、これはこれで気に入ってますが、
今回ハードロック的な曲を弾くためにフロイドローズ付きのギターを買ったので、目的からするとこのままではリアピックアップは使いにくい感じです。

ハムバッカーだけ交換しようかなー
ダンカンの59かCustom5辺りに・・・
交換するなら色は白で弦間ピッチの広いTBのほうかな。。

2019年3月13日

Fender Player Series ストラトキャスター HSS フロイドローズ を買ってみた

前回のブログで書いた通り、フロイドローズ付ギターを色々と探し、検討した結果、フェンダーのエントリーモデルとなるPlayer Series HSSフロイドローズ付きストラトキャスターを購入してみました。

色はTidePool Blueという青~水色のメタリックボディにメイプル指板。

このギターを選んだ理由は

かっこいい見た目!?

最近のフェンダーってギターの色に拘っているのか色のバリエーションが多く、そして広告もまるでファッションブランドの広告みたいになっています。
世の中の多くのギターの色って杢目を活かす為のサンバーストや塗装だったりでどちらかと言えば目指すところが「高級感」なのかと。。。でもそれは個人的にロックな感じがしないので。。。
でもフェンダーのギターはべた塗りカラーのバリエーションが多く、ロック、ポップ、お洒落な感じ。
ギター単体の存在感ではなく、洋服のようにファッションの一部としてのギターって感じ。
世の中に「いいギター」は沢山あれど、「お洒落でかっこいいギター」も感じさせようとしているブランドって、フェンダー位なのかなー。。。

フロイドローズ付きのストラトは全4色で
サンバースト(黒ピックガードx白ピックカバー) パーフェロー指板
赤(黒ピックガードx白ピックカバー) パーフェロー指板
白(黒ピックガードx白ピックカバー) メイプル指板
青(黒ピックガードx白ピックカバー) メイプル指板
から選べます。

フロイドローズ付きモデルは黒ピックガードになっています。
赤だとナイトレンジャーのブラッド・ギルズ、白だとオジー・オズボーンのジェイク・E・リーな感じで80年代ハードロック風。
白にするか青にするか悩みました。
白を買ってピックガードも白に交換してジミヘン風にするのもイイなと思いましたが、結局、お洒落そうに見えた青をチョイス。
このTidePool BlueはこれまでのFenderのLake placid blueよりも水色かな・・・
昔のアメ車、テッズ、ロカビリーなテーラージャケット の色みたいでロックな気がしたわけです。

安いけど全然使える

Player Seriesのみならずフェンダーのメキシコ工場は作りが云々って話をよく見かけます。
楽器屋で試した時に、同価格帯(エントリーモデルクラス)のギターを幾つか試し弾きしました。
ある国内メーカー製ギターは大きくネックが反ってたりしてましたが、このギターのネックは全く問題ない。(安めのギターなのでお店の方もあんまり調整されてなかったかも知れませんが。。、)
フェンダーはUSA工場もメキシコ工場も木材の材料に大きな差は無いらしいし、ネックは良いのかもしれません。
その他電装パーツ等もUSAと同じみたいですし。。。

フレットのサイド処理も問題なかったです。
強いて言えばフレット表面がザラザラしてビブラートで気になった程度かな…

それと今回フロイドローズ付きのギターなのですが、フロイドローズは各弦ごとに弦高の調整は出来ず、フラットなRの指板用に設計されています。
通常Fender Player Seriesのストラトって指板のRは9.5ですがこのフロイドローズ付きのモデルの指板のRは12インチと更にフラットでフロイドローズに最適化されている点もちゃんと設計されてるんだなーなんて思ったりしました。

アフターパーツが充実

今回買ったのはストラトなので各社からリプレース用のパーツが沢山出ているので改造するには困りません。
ブリッジのフロイドローズも安価版のフロイドローズ スペシャルですが紛れもなくフロイドローズです。フロイドローズはフロイドローズで弦を留めるブリッジサドルののブロックやロックナットなど細かいパーツがアフターパーツとして販売されています。
消耗部品の交換、壊れた際のパーツ購入で困ることは無いし、安価版フロイドローズスペシャルと本家Made in Germany のフロイドローズとの互換性もあるので改造無しでアップグレードしても良いかも。
ピックアップもダンカン、ディマジオに変えたりとか、色々と改造を加えるのも楽しそう。

肝心の音はというと

Fender Player seriesには専用に開発されたPlayer seriesピックアップが付いてます。
フェンダーのサイトにはこう説明が書いてあります。
本物のフェンダートーンに少しだけエッジを加えたPlayer Seriesピックアップ。クラシックなサウンドを現代的に微調整しています。」
実際にもその通りでした!(笑)
手持ちのアメスタ(指板:ローズ、ピックアップ:FAT50's)のフロント、ミドルのシングルコイルピックアップとの音の比較ですが、Fat50'sと比べるとパリンッとした音でした。でもやっぱりフェンダーのストラトの音って感じです。
指板がメイプルなので余計そう感じているかも知れませんがそんな感じです。
FAT50'sと比べるとFAT50'sだと音が暴れ気味でボリューム、トーンで調整するところPlayer Seriesピックアップは暴れ幅は少ないのか、コントロールはし易いです。
そして同じシングルなのにノイズがとても少ないのには驚きです。

そしてHSSのリアピックアップ、ハムの音について、レスポール等の普通のハムの音を期待しているときっと、肩透かしを食らいます。全然違います!
多分フェンダーの味付けになっています。

弾いたことないからわからないけど、きっとテレキャスターDELUXE等のFenderのハムバッカーのような感じなんだと思います。
クリーンからクランチだと魅力的な音が出ます。
音の傾向は古いテレキャスのリアシングルとレスポールのハムの間の音って感じです。
レスポール等で丁度良い歪ませたセッティングにこのギターをつなぐとトレブリーでギャンギャンした感じになってしまいます。
今後、色々とセッティングを試してみようと思います。

とりあえずこのギターがフィットしそうな色々な曲をZOOM G3Xnで弾いてみた動画をアップしたので音をチェックしてみて下さい。
最後のほうでDEEP PURPLEのBurnを弾きました。
レスポールでこの曲を弾いてもイマイチですが、このギターのハムだといい感じです。