2017年5月27日

Martin ドレッドノート ジュニア と Taylor GS mini と リトルマーチン

もうすっかり夏だから海、山、川、キャンプにギターを持って出かけよう!
って人はあまりいないかも知れないけれど、最近はリトルマーティンを車に積んで海に行き車の中で弾いてます。(家でガシガシ弾くと近所から苦情がきそうなので。。。)
リトルマーティンは小さいので車の中で弾くのも問題ないしボディ材も全てHPLで丈夫らしいんで暑い車内も気にせず持ち出しています。

ただ小さい分、スケールが短く、弦間も狭いので弾く曲によってはハイポジションでコード押さえ難かったり、フィンガーピッキングだと他の弦に触れてしまったりするのでもう少し弾きやすいギターを物色中です。

たまたま近くを通った楽器屋さんにリトルマーティンよりワンランク上のMartin ドレッドノート ジュニアとライバルのTaylor GS mini があったんで両方弾かせてもらいましたよ。

演奏性

大人の方であればリトルマーティンと比べるとMartin ドレッドノート ジュニアも Taylor GS miniも圧倒的に弾きやすいですよ!

Martin ドレッドノート ジュニアとTaylor GS mini の比較だとドレッドノート ジュニアはネックが太かったです。
僕は手が小さい方なんですがドレッドノート ジュニアの方がEのコードを弾くと人差し指と親指の間がピッタリ密着する感があります。
弦間、ナット幅はリトルマーティンと比べるとどちらも広いのでフィンガーピッキングもし易いですよ。
弾いた個体の問題でもありますがドレッドノート ジュニアはネックが若干逆反りだったせいもあって弦高も低く弾きやすかったです。

リトルマーティンと比べてしまうと音の響きに余裕がありレンジも広く良いですね。
そしてMartin ドレッドノート ジュニアはオール単板、Taylor GS mini はサイド、バックは合板なせいか、音はドレッドノート ジュニアは澄んだ綺麗な音が出てました。
Taylorの方は箱鳴り感というか中低音域が太いというかフィンガーピッキングでも音量が大きく出ます。
コードの響きはMartin ドレッドノート ジュニアの方が綺麗ですけど単音の力強さはTaylor GS miniって感じです。
個人的な用途的、弾く楽曲的にはドレッドノート ジュニアが良いと感じましたがソロ ギターとかをメインに弾くならTaylor GS miniと迷うかも知れないです。

お気楽度

リトルマーティンはネックは合板のストラタバンド、ボディ材はHPLの合板というか集積材なのでギターを保管する上で普通の単板のアコギと比べてほとんど気を使いません。
しかしMartin ドレッドノート ジュニア  はトップのスプルースとサイド、バック材はサペリ単板です。Taylor GS miniはトップ材は単板でバック材は合板です。
TaylorはNTネックシステムでボルトジョイントなのでネックの元折れは気にする必要はないもののHPLのリトルマーティンと比べるとコンディションの維持に気を使う必要があるかも知れないです。Martin ドレッドノート ジュニアは単板なのでもっと気を使う必要はありますね…
でも車の中で弾くならリトルマーチンかなー。。。

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