Little Martin LXME を使って生音、エレアコの両方で iPhone GarageBand への録音にトライしてみました。
ギターの腕もヘボいんですが、とりあえずアコギの録音初挑戦ってことで、手持ちの機材を駆使してiPhone Garage Band に録音し、やってみてわかったことを書いてみようと思います。
ちなみに曲は Ozzy Osbourne -Dee ( by Randy Rhoads ) で!
Little Martin LXME 録音対決 iPhoneマイク vs TASCAM DR-05 vs FISHMAN
公正にジャッジする為、リバーブは Garage Band でそれぞれ同じリバーブ掛けてます。
iPhone 内蔵マイクで録る
Garage Band のトラック入力でマイクの画面を選択すると、iPhone 内蔵マイクで録音できます。その際にマイクスタンドが欲しくなるのですが、そんなものは持ってないんで、ビデオカメラ用の三脚にスマホ用のホルダーを買ってみました。
Amazonで送料込み84円と激安でした。
で肝心の録音ですが、なるべく iPhone のマイクを ギターに近づけて録音してみたんですが「サー」っていうノイズが結構目立つのと、ギターに触れた「ガツッ!」って音が目立っちゃいました。
iPhone 内蔵マイクは通話時の音を拾うのが主なので指向性がないようです。
流石アコースティックだな。。。
TASCAM DR-05 リニアPCMレコーダー で録る
これは楽器屋さんでオマケか何かでたまたまもらったんですが、しばらく使い道がなく未開封のまま放置してたんですが、ここにきて思い出し使ってみました。一応コンデンサマイクが入っているようです。
但しこの製品もライブの録音や会議の録音用ということでマイクの指向性はないようです。
ボディ背面に三脚取り付け用の穴が空いているのでそのまま三脚に取り付けれます。
ライン アウト端子があるのでそこから SONIC PORT のライン インにつなぎ Garage Band で録音しました。
で録音についてですが、若干ギターから離した位置にマイクを立ててます。(ギターに触ると「ガツッ」って音を拾う為)
音は iPhone マイクよりクリアでレンジが広いです。(当然か。。。)
FISHMAN - Little Martin LXME 内蔵ピックアップ
初めて買ったアコギが Little Martin LXME というピックアップ付エレアコなのですが、これを買った理由は「とりあえずエレアコのほうが何かしら便利だろう」ということでしたが、正直エレアコのつなぎ方?ライン録りの仕方?が全くわかってなかったんでこれを機に色々調べました。最初は、良くわからないまま Mobile POD の PreAMP や JamUp の Acoustic Simulate AMP につないだりして「なんか全然音良くないな~」って思ってたんですけど。。。
しかし、エレアコの基本はライン直でつなぐ(又は間にイコライザーをかます)というのを知ったのは今回のレコーディングを機に調べて初めて知った次第です。これ全然音エーやんって感じです。
そんなワケで Garage Bamd にはライン直で録音しました。
ピックアップ側のエフェクト類は全てオフで録ってます。
当然ながらこの内蔵ピックアップが一番、音色、雑音等を含め音がクリアに録れています。
ただ音色についてはやはりエレアコっぽい音なのかなーって気がします。
イコライザーを導入してもぉちょい低音をカットすればもっと良くなるような気がしました。
総評
今回の実験ではマイク録りは雑音と音の篭りが課題となり、ライン録りは、エレアコっぽい音の改善が課題となった気がします。なんだかんだ言っても、エレアコの音よりアコースティックな生音のほうが素敵だと思います。
今回自宅で録音したんですが、マイク録りに関してはスタジオとかでやらないと雑音がはいちゃいますね。(エアコン止めてたけど部屋の通風口の音を拾ってるっぽい)
あとマイクはちゃんとしたのを買って試してみたいです。今回のは総じて音が篭り気味だったんで。
マイク立てる位置も研究の余地がありますね。(今回はあまり試してません。)
エレアコはイコライザーの導入を検討しようと思います。