この映画とも関係あるかも知れないですが、ギターで弾きたいビートルズの曲を物色していたんですけど調度、ビートルズマニアの方が書いた小説?に辿りつきました。
The Beatles 音源徹底分析
作者 八木 彬夫
全部は読めていないのですが、この小説は、ビートルズの楽曲のレコーディングに関する情報が1曲ずつ、更には小節ごとに書かれてあります。
この小説の元ネタは「ザ・ビートルズ レコーディング・セッション」という、当時のビートルズのレコーディングに携わったエンジニアの書籍なんですけどそれを元に著者の考察等も含めまとめられています。
「The Beatles 音源徹底分析」はカクヨムで無料で読めます。
2018/2/21追記)
作者の八木さんよりご連絡があり、「The Beatles 音源徹底分析」はamazonよりオンデマンド出版されたそうです。
作者の八木さんよりご連絡があり、「The Beatles 音源徹底分析」はamazonよりオンデマンド出版されたそうです。
正直な所、ビートルズのCDは買いにくいです。
何故ならば、初期の有名な曲はなんか溢れ過ぎているので「まぁいっか!」って感じでCDに手が伸びないのと、色んなベスト版やらCDがあり過ぎてオリジナルアルバムが良くわからなかったのとオリジナルアルバムを揃えようにも好きな曲がどのアルバムに入っているのかわからなくて。。。
そんなわけで The Beatles 音源徹底分析 をかいつまんで読んでいくと僕が Beatles のCDに手を出せなかった理由がわかりました。
好きな曲である Paper back writer はオリジナルアルバムには収録されておらずシングルしかないようです。
そして、当時は、全世界へのレコード配給の問題があり各国のレコード会社のマスタリング、ステレオ、モノラル、曲のテンポと長さが異なるとのことです。
初期のビートルズサウンドはほぼ一発録りに近いものですが中期から多重録音を多用し後期に制作されたアルバムは演奏のみならず当時の録音技術を駆使した超大作なのだということを改めて知りました。
ビートルズと言えば、ジョン・レノン、ポール・マッカートニーを筆頭にジョージ・ハリスン、リンゴ・スターそれぞれ優れたミュージシャンであり偉大な作曲者であるのですが、更にジョージ・マーティン等プロデューサ、エンジニア達が駆使して作り上げたということになります。
僕はビートルズ世代ではないので、当たり前のようにビートルズの曲を聴いていたんですけど、その当時にこんなサウンドを出していたロックバンドは無かったということです。
ジョン・レノン、ポール・マッカートニーの名曲が初期ビートルズの前代未聞の大成功を収めたその莫大な収益で中期、後期は究極の芸術的チャレンジをしたということなんでしょう。
後期はほぼ解散状態の中、レコード会社との契約の為レコーディングが行われたということですけど。。
「The Beatles 音源徹底分析」 面白いですよー!