2019年12月12日

冬場のギター保管の必需品!

またまた、寒い冬がやってきました。
気温も下がり空気はとても乾燥しています。
自宅の室温も暖房無しで17度位。湿度は換気扇とか回してしまうと40%以下になってしまいます。
ギターの保管に適した温度は20-25度、湿度は50%前後のようです。
気温の落差が激しいと木の膨張、収縮により、塗装、接着面へ影響があるようです。
湿度は木の膨張収縮、乾燥し過ぎだと割れが発生する恐れがあります。
出来るだけ安定した環境で保管したいところですが、中々日本の四季は人にも楽器にも厳しい環境です。

そんなわけでギターを保管する為のアイテムとして加湿器を買いました。
ただ加湿器といっても一石三鳥の優れもの、シャープ セラミックファンヒーターです。
丁度こないだAmazonのサイバーマンデーで安くなった頃合いを見計り購入してみました。

主機能は名前の通りセラミックファンヒーターです。
それに加湿機能と空気清浄機能のプラズマクラスター機能があります。

スイッチオンですぐに暖かい風がでます。木造6畳、鉄筋造8畳用なのでもっと広い部屋だとしんどそうですがとりあえず鉄筋12畳の部屋で少しは暖かになります。
加湿をオンにするとあっという間に60%まで加湿したので十分な加湿量です。
加湿機能は綺麗な水で加湿するハイブリッド式です。

部屋でエアコンだけだと少し寒い、加湿機が欲しいという方にはピッタリだと思います。
加湿器を色々調べると手入れが大変なようです。
このセラミックファンヒーターの加湿器も手入れが必要です。
水のカルキやヌメリがフィルター等に付着しフィルターを定期的に洗う必要があります。
シャープのこのファンヒーターは他社製品に比べそういった物が洗い易くなってるようです。
また、オプションで銀イオンカートリッジなるものがありそれを給水タンクに取り付けるだけでヌメリ等が驚く程防げるようです。
なのでこちらも併せて購入しました。


まだまだフル稼働するには早いですが、これから大活躍してくれそうです。

2019年11月22日

ギター弾きがベースにハマる!?の???

ここ最近ベースを弾くのにハマっております。
特に70年代のR&B.ファンク、ディスコ系の音楽。
とは言ってもまだベースを始めてから合計2ヶ月も経っていませんので全然うまく弾けないですが…

ベースの基本、指弾き(2フィンガー)が中々難しい…
左手と指は動けど、右手が合わない、追いつかない・・・

でも、グルーヴ感を出しながらうまく弾けるとなんかとても気持ちが良いのです。
そしてベースのネック、ボディからビンビンに伝わる振動が心地よい。
この感覚はギターとはまた違う面白さ、感覚、快感だと思います。

さて、そんなベース初心者が取り組んでいる練習曲はこちら。

Best of my love - Emotions


とりあえず指弾き初心者の練習に丁度良いす。
曲のイントロの「タラドット タラドット タラ タラララ♫」のパートが初心者にはチャレンジとやり甲斐になる感じ。
良い曲です!

Got to Be Real - Cheryl Lynn

この曲のベースフレーズは超有名、お馴染みな曲。
スラップ調なプルが入り、簡単だけどカッコいいフレーズです。
所々、パキパキのフレーズも入ったりしますが、それはさて置き基本のベースラインだけ弾いていても楽しいもんです。

Off the wall - Michael Jackson



この曲もまたベースラインがとてもカッコイイ曲。
上の二曲に比べテクニカルな指数はグンと上がりますが、ギターを弾けるひとなら左手の運指は出来ても右手のピッキングが難しい感じ。

I can't help it - Michael Jackson

この曲もベースラインがとてもセクシーで大人な感じのカッコ良い曲。
ふぁ〜と抜ける感じが良いんですがスティービーワンダーの曲みたいです。
これ弾いてたらモテそうな気がしましたわ…
ちなみにこの動画の方、メチャメチャ上手いです。
この方の他の動画も弾き方とかとても参考なります。

2019年11月4日

希少なベース!? Fender American Standard Dimension Bass

2013年、Fenderがプレベ、ジャズベに次ぐ第3のベースとして送りだした、Dimension Bass、気が付けば生産終了となっていました。。。
4〜5年は販売していたでしょうか?
ネットでこのベースの情報を探してもあまり出て来ません。
TwitterでキーワードにDimension Bassで検索すると少数派ですが使っている人を発見。
でも、「このベースは不人気だから誰とも被らない」的な呟きが大半です。

そんな私も少数はの中でも更に少数になるであろう!?、American Standard の Dimension Bassを使っています。

今回は、そんな希少なAmerican Standard Dimension Bassについて書こうと思います。

Fender Dimension Bass とは?

2013年にFenderがプレベ、ジャズベに次ぐ、第3のベースとして目論まれた全く新しいベース。
最上位のAmerican deluxe シリーズ(USA製)からメキシコ製のdeluxe、.playerシリーズ、更には廉価版のスクワイヤからと幅広いラインナップで展開。
上位機種では新開発のアクティブピックアップと回路が搭載され幅広いサウンド作りが可能。

American Standardシリーズは2014年からラインナップに加わりました。
2018年に生産終了し、現在はFenderのサイトからも姿を消しました。

American Standard Dimension Bass とは?

最上位のUSA工場で生産されるAmerican deluxe のパッシブピックアップ版。
アメデラが5wayのピックアップセレクターにEQやボリュームのつまみが付いていたのに対し、アメスタの方は、フロント、リア ピックアップの各ボリュームにトーンが1つのシンプルな構成。

ボディ、ネック材

アメデラの方はアッシュボディにメイプル指板を良く見かけたのに対し、こちらはローズ指板にアルダーボディー。
ベースの事は正直あまり詳しくないけれど、ギター同様、マイルドな出音。
ストラトはメイプル指板、ローズ指板両方持っているけど、ローズの方が好き。
メイプルはちょっとした出したくない音とかがローズ指板に比べ目立ってしまう気がするので、ベース初心者の自分には良いのかも。

ボディシェイプはプレベ、ジャズベより一回り小さい感じだと思います。
付属で付いてきたハードケースは黒のクラッシックシリーズのケースだったのですが、多分プレベ、ジャズベ用のようでケースに入れると隙間が空いてしまいます。

ヘッド周り

結構ごついペグが付いてます。スムーズです。
そしてヘッドにはDIMENSION BASS のロゴが!

ネック周り

フェンダーのいわゆるアメスタな仕上がりのネック。
同じ年のアメスタストラトを持ってますが比べるとネック裏のサラサラな仕上げとちょっと色が薄い(赤っぽい)ローズ指板も一緒。
ネックシェイプは4弦側よりも1弦側が薄くなっているアシンメトリカル仕様。
自分は手が小さいんで結局ネックをあまり握らないのでメリットは感じないですが、サラサラなネックのフィニッシュは気持ち良いもんです。
そしてここがAMERICAN deluxe と同じくネックエンドのダイヤルでロッド調整が行えるダイヤルが付いてます。
まだ調整はしたことないですが、便利ですよね。

ボディ裏

いわゆる通常の4点止めのデタッチャブルではなく、MUSICMANのような5点止め。
ハイポジも弾き易くなっています。(まだそこのフレットまで使ってないですが。。)
写真だとわかりにくいのですが、ジョイントのプレートに貼ってあるシール。
18Vと書かれたのが貼ってあります。
アメデラの方はアクティブピックアップで電池を入れるタイプなのでこれは貼ってある必要がありますが、アメスタの方はパッシブなんで要らないんでは??
てか、共通パーツ??そんなアバウトな感じです。
もちろん電池を入れる穴は空いてません。
(アメデラの方は電池を入れる穴が開いています。)

ブリッジとピックアップ

ブリッジもピックアップもごついのが付いてます。
他のベースに比べてもかなり重量があってごついブリッジになっているそうです。
ピックアップは前後ハムでそれぞれにボリュームが付いてます。
なので前後をブレンドして使う感じです。
音的には太くて渋い音だと思いますが、フロントのボリューム大目でプレベっぽく、フロントセンターを混ぜて太めのジャズベっぽく、リアを多めにしていくとMUSICMAN スティングレイっぽいかも。
玄人目線だとそれぞれ「本物と比べると。。。??」ってことなのでしょうか?
この辺が器用貧乏というか不人気の理由の一つかも知れません。
個人的にはそれっぽいイイ音が簡単に出てとても便利というか気に入ってるのですが。。。
基本的に両方全開か、リアを絞っていく感じで使ってます。

総じて

随所に最新の技術、パーツを使い色んな意味でモダンな仕様となのだと思います。
でも音色は音的には往年のR&Bや渋いジャジーな感じからロックのドライブサウンドまで曲に馴染む感じでいい感じ。
うまく言えないけど、ほんと渋い音が出て良いと思ってます。
ほとんど楽器屋さんでは見かける機会は無いかもしれませんが、見かけたらチェックして見て下さーい。

サウンドハウス

2019年10月14日

AmpliTube Brian May Collection であの曲を弾いてみた。。。

AmpliTube Brian May Collection 買いました。

AmpliTube は毎年11月のブラックフライデーで半額セールやるので、セール時期にいつもオプションパックを買ったりするのですが、今回は待てずに落としちゃいました。

このAmpliTube Brian May Collectionでは、あのブライアン メイのギターサウンドを再現させるアンプ、エフェクト類だけでなくあのブライアン メイのギターレッドスペシャルを再現する 為のストンプが用意され、レッドスペシャルを持っていなくてもあの音が出せるという代物!

果たしてそれがどんなものか実際に使って弾いて録音してYoutubeに音源をアップしました。
その音源動画がこちら。

動画で使用したAmpliTube側のセッティング

AmpliTube Brian May Collectionはアンプ、エフェクトの機材だけでなく、Queenの主要な名曲ごと、はたまた、各パートのプリセットが用意されています。
今回はそのプリセットの中から
-Tie your mother Down
-Hammer Fall
-Hammer Fall - Solo
-Don't Stop Me Now - Solo
の4つをそのまま使い録音してみました。

ただ、ブライアンメイのレッドスペシャルを再現するストンプは使用するギター(ピックアップのタイプ)の入力切替があり、シングルコイルのギターをつなぐか、ハムバッカーのギターをつなぐかレッドスペシャルのレプリカをつなぐかを設定する必要があります。
下画面のSOURCEのスライドスイッチがそれです。
SOURCE以外にレッドスペシャルの各ピックアップセレクトスイッチ、フェイズスイッチ、Volも画面で直接変えることもできます。
多分ピックアップの絵の上のスライドスイッチがピックアップのオン・オフ、下のスイッチがフェイズスイッチです。
選択するプリセットによってレッドスペシャルストンプのピックアップセレクター、フェイズスイッチ、Volもそれぞれセッティングされていて、色んなプリセットをみて見るとブライアン メイのレッドスペシャルのセッティングはバッキングはリア+センター、ソロがフロント+センターが多い感じ。
下の画像はDon't Stop Me Now -Soloのプリセットのレッドスペシャルのセッティング。フロント+ミドルのピックアップがONになっています。

使用ギターとギター側セッティング

今回の録音にあたりシングルコイルのストラトとハムバッカーが載っているPRSとでSOURCEを切り替えて試したのですが、シングルコイルの方が良さそう。
で結局録音に使ったギターは先日ピックアップをダンカンに交換した
FENDER MEX Player ストラトキャスター HSS Floyd Roseです。
ピックアップはフロント、ミドルがダンカンのSSL-2、リアはSH-1でタップスイッチ付きです。

今回ストラトのピックアップセレクターも色々試しましたが、リアをコイルタップしてリア+ミドルのハーフトーンのポジションがレッドスペシャルのセッティングと同じで一番良さげだったんで基本的にはそれで全曲録りました。

Tie Your Mother Down だけはL chとR chで分けてとりましたが、Rはミドルのみ、Lはリア(タップ)+ミドルで録りました。

AmpliTubeのRed Specialストンプ側でどこまでシミュレーションしてくれるのかはわかりませんが、こっちにピックアップセレクターやVolが付いているんでギター側では何もしなくても良さそうに見えますが、でもつなぐギターやギター側の使うピックアップセレクトで音はかなり変わるので色々と試す必要はあるかも知れません。

基本的にはRED Specialストンプ設定のピックアップON・OFFに合わせてギター側も同じピックアップを鳴らすようにしたほうが良さげな感じす。

今回、LINE6のSonic Portを使って録りましたがギターのVolやトーンは基本的には10の方が良さそうでした。
しかし、後日、別のオーディオインターフェイス(スタインバーグのUR242)で試した所、音のパワーが上がったのか音が太く、歪みが増しました。
こっちだと逆にVolを少し絞る位がいい感じです。
逆に Sonic Portだと非力だったのかノイズゲートが効き過ぎてました。
そういった意味では、入力を調整できるオーディオインターフェイスの方が良いかも知れません。
同じIK Multimedia から出ているiRig HD等の方がよりいい感じになりそうな気がします。

結論

で、結論からするとかなり「すげーいい!」です。
今まで他のマルチエフェクターでブライアン メイの音を色々と試して来ましたが、このAmpliTube Brian May Collectionに敵うものはなさそうです。

iRig Blue Boardがでフットペダルでプリセットの切替も出来るので各プリセットを登録して呼び出せるので自宅でもライブでもブライアン メイなりきりOK!
(ちょっとパッチの切替に間が空きます。)

今の時点では、プリセットをそのまま使うだけで超たのしーのですが、追々、色々とエフェクト類のパラメータなどもいじってみたいと思います。

2019年9月30日

キターッ!! AmpliTube Brian May Collection -IK Multimedia

YoutubeでAmpliTube Fender Collection の動画を探そうとAmpliTubeと入力し検索しようとしたら検索候補に「AmpliTube Brian May」と出てくるもんだから「えっ!?」って感じでクリックするとAmpliTube Brian May Collectionなるものがリリースされてました!
既に色んな人がYoutubeでレビューしてて
この動画を見るとBrian MayギターのレッドスペシャルとPRS vela semi hollowを使って弾いてますが、PRSで弾いても中々いい感じそう。
今までこの音を出そうと色んなものを買い、色々セッティングをした割にはクイーンのCDを聴く都度「んーなんか違う・・・」って感じだったけど、この動画を見たらこれまでの苦労って一体!?って感じ。
そして鈴木健治氏もヤマハのパシフィカとこのAmplitube Brian May Collectionでこの通り。
鈴木氏のパシフィカはピックアップをダンカンカスタムに交換しているとのことですが、まんまブライアン・メイの音が出てます。
どうやらこのBrian May Cokkectionにはアンプやエフェクターだけでなく、ブライアン メイのギター レッドスペシャルをシミュレートするスタンプが用意されている模様。
その名もRed Special!!
これを使えばどんなギターでもあのRed Specialの音になるようです。
どうりでPRSでもヤマハのパシフィカでもあのトーンが出ているようです。
また、それ以外にクイーンの有名曲やパートごとにプリセットが用意されているようなのでそれをそのまま使えばOKな模様。

PC、Mac版だけでなくiOS版もあり、AmpliTubeをお持ちの方なら\2,400でBrian May Collectionを追加できます。
僕はiOS版AmpliTubeしか持ってないのでそっちかな。

ちなみにこれは、以前、僕がZOOM G3XnとG1XonとBOSS GT-001でブライアン・メイの音を似せて作った動画。
昨秋にクイーンの映画が大ヒットしたときにやたら再生回数が伸びてセッティングについて世界中の人から色々と質問も受けたけど、このAmpliTubeのBrian May Collectionに比べたら・・・比べ物にならない。。。
このAmpliTube Brian May Collectionはブライアン・メイのファンには、たまらない製品であることは間違いないでしょう!

後日ブログにて実際に使ってみたレビューはこちら


楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス

2019年8月11日

PRS ギターの良いところ

最近、エントリーモデルであるFENDER MEXICO Player ストラトキャスターばかり弾いていたのですが、たまにPRSを手にとり弾いてみると、PRSの良さを実感してしまう今日この頃。。。
そんなワケでPRSの良さについて改めて他のギターと比べて良いと思う点、感じる点についてまとめてみました。
ちなみにPRSはs2シリーズとコアシリーズです。


ネックが安定している

買った時から今までPRSのギターは一度もロッド調整してません。
買った時から弦高も低めでビビりも気にならない。
フェンダー、ギブソンは季節の変わり目で大体ネック調整してます。
ネック材が安定しているのか構造のせいかはわからないけど、間違いなく言えると思います。

チューニングの安定感

基本的に弦はチューニング合わせた状態で保管、放置してますが、時々弾いた時にチューニングは大体合ってる感じです。
また、トレモロユニットで激しくアーミングしても結構チューニングは安定します。
アームのアップダウンを思い切りやって3弦が少しシャープしてしまう程度。
ナットにグリス等を塗れば更に安定します。
トレモロユニットが凄いのかナットが凄いのか、ペグが凄いのかはよく解りません。
ちなみにFender Playerストラトの廉価版Floyd Rose Specialはロック式にもかかわらず結構狂っちゃいます。 

木工精度の高さ

Custom24と安いS2 Standard22。どちらのギターもパターンレギュラーと言われる最近の仕様では標準のグリップ。
工場は同じUSA工場で製造されますが、ネックの握りの感触はほぼ同じ。
手持ちのギターの塗装がCustom24はV12フィニッシュ?S2はサテンフィニッシュなのでその部分の差はあれど、ネックシェイプのフィーリングは一緒です。

弾きやすさ

慣れと個人差はありますが、個人的にはネックのグリップは弾き易く、また出荷の時点で弦高も低めで弾き易いイメージです。(標準で12F1.5mmだったかな?)
そんなセッティングでも音もあまりビビリが出ないし。。。

弦高等のセットアップは購入後全く変えてないのですが、弾きやすさ、弾き心地に関しては言えばCustom24もS2 Standard22もほぼ変わらないです。

よくPRSはギブソンとフェンダーの間とか、いいとこ取りとか言われますが、どちらでもない、強いて言えばギブソンのハムの音のほうがどちらかと言えば近いって感じでしょうか…

PRSも色々なモデル、スペック、搭載ピックアップがありそれぞれで音が違いますから…
22フレットの場合、確かにハムのフロントとリアに関してはギブソンに近いと思います。
24フレットの場合、フロントピックアップは後ろに位置するのでギブソンのフロントの音とは異なります。

ただシングルの音は出ないのでフェンダーとは言い難いと思います。
しかしフロント・リアのミックスしたハーフトーンが、フェンダーのそれの音を太くしたような感じの音ですが綺麗な音が出ます。
スイッチの組み合わせでバリエーションもあります。

また、PRSは基本的にオリジナルのピックアップが搭載され、グレードやモデルにより搭載ピックアップは異なり、また、音も変わります。

僕のCUSTOM24は往年のPRSサウンド?なHFSトレブル+VINTAGE BASSが付いてますがミドルがモリモリとパワーのある音。
S2 Standard22 は#7というビンテージ系の出力弱めのトレブリーな感じの音。
最近のCustom24はビンテージ系のPAFを意識したピックアップが搭載されているので上記の2つと比べると#7のほうが近いのかも知れません。

音が優等生的だという意見が多いのですが、確かにフェンダーストラトでボリュームトーンを全開にした時のような暴れた感のある音は出ません。
ポールいわくPRSのギターは使える音を出せるが売りと言っていたのでそういうことなのかな?
ボリュームを絞っても音が篭ることなくクリーンになる回路も組まれているし。

これらを総合してPRSの音ってことなのかも知れません。

唯一気に入らない点

唯一気に入らない点は、立って構えた時にギターが大きく見えてしまう点。
ギター自体のシェイプ、見た目は美しいのですが、案外尻デカなので立って構えた時にギターが大きく見えてあまりカッコ良く見えないかも知れません。
ストラト、テレ、レスポールは構えてもしっくりくるような気がする。
PRSを買おうか悩んでいる方は立って構えて鏡で見ることをおススメします。

何かの参考になれば幸いです。

2019年6月22日

Fender PlayerストラトのFloyd Rose Special

先日ピックアップ交換を行ったFender Player ストラトキャスター HSS FRT。
ピックアップ交換、リアハムのポットを500kトーンポットへの交換し更にパワフルかつ低域から広域まで音の押出も良くなり、改造した結果は大満足。

更なるチューンアップで残された箇所はトレモロユニット。
このギターに装着されているのは廉価版のフロイドローズ スペシャル。
このフロイドローズスペシャルの他の人の評判を見ると精度、耐久性が良くない模様。
実際に使っていて確かにそれは感じていて、
-アームのガタつき
-ハードなアーミングでチューニングが狂う
というのは使い始めてから強く感じています。

アームのガタつきは軽く揺らすような繊細なアーミングをしてもアームだけカクカクしててしまい音をゆらゆらさせたいのにガクガクしてしまいます。
一応これはアームを差し込む穴にサランラップを詰めて少しは良くなったけどアームのネジを緩めてブランとさせるとやはりガタつくなー。

ハードなアーミングでチューニングが狂ってしまうのはそもそも論外。
そーいうことをする為にフロイドローズ付きのギターを買ったのに意味がないなー。

弦の相性もあるようでダダリオの弦ならそこまでは酷くないけど、コーティング弦のエリクサーだとガッツっとアームアップすると3弦、6弦あたりは半音位下がってしまったり2.3弦が外れ抜けてしまったりと中々安定しない感じ。
ロックナットの締付けが弱いのか、弦がコーティングで滑るのか、弦が硬めだからかロックナットも滑ってしまうのかはわからないけど、思い切り演奏するにはちょっとキツイ。
アームをガッツとやるのを躊躇ってしまいます。

てなわけで次の改造はフロイドローズスペシャルを本家のMADE IN Germanyのフロイドローズにするか、ゴトーのフロイドローズライセンス品で評判の高い1996Tにするかを検討中。
他にも激安なフロイドローズ風な製品もあるけど確かな物を選びたいのでそういったものは論外。
楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス
フロイドローズスペシャルは本家のフロイドローズと互換性があるのでボディに取り付けるスタッドとスタッドアンカーも含めて交換出来そう。
指板のRが12インチ用の物が用意されてるし。
ゴトーのはスタッドとアンカーはサイズが違うみたいなのでこの部品だけはそのまま交換は出来なそう。
フロイドローズはベースプレートの厚みが5mmに対し、ゴトーのは3.5mm。
もう少し音を柔らかくしたい気持ちもあるので厚みが薄いゴトーの方が良いのかー。

本家のフロイドローズは3万
近くしてしまうけどゴトーのは1万3~5千円位と安い。

悩む…

2019年6月20日

Fender Player ストラトキャスター HSS タップスイッチ取付

先日ピックアップをダンカン SSL-2とTB-59に交換してからの、更なる改造としてリアハムバッカーのコイルタップスイッチ取付に挑んでみました。

スイッチはリアハムバッカーのトーンポットをプッシュプルスイッチ付きのポットに交換し、見た目はそのままにタップスイッチを追加します。

交換用のポットはCTS製 500kΩのプッシュプルスイッチポットでALLPARTSから出ているEP-5586-000という型番。サウンドハウスさんで購入。
ALLPARTS ( オールパーツ ) / EP-5586-000 CTS 500K Push Pull Audio Pot
ALLPARTS(オールパーツ)のプッシュプルポット、A500K、CTS、スプリットシャフト、インチ規格
サウンドハウスでみる ALLPARTS ( オールパーツ ) / EP-5586-000 CTS 500K Push Pull Audio Pot ALLPARTS(オールパーツ)のプッシュプルポット、A500K、CTS、スプリットシャフト、インチ規格 サウンドハウスでみる
その他に配線材も無いのでそれらも購入。
配線材なんてどれでもいーやと思いつつUSA Cloth Wireという配線材を購入。
ピックガード外して裏の配線見てわかりましたがこの配線材はダンカンのSSL-2の線と一緒のようです。

その他、KESTERのハンダ、ハンダ吸い取り線、ポットを外す為のモンキーレンチまで買い準備は万端。

MONTREUX ( モントルー ) / USA Cloth Wire 1M White [1585]
サウンドハウスでみる MONTREUX ( モントルー ) / USA Cloth Wire 1M White [1585] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / Kester 44 1.5m [1475]
サウンドハウスでみる MONTREUX ( モントルー ) / Kester 44 1.5m [1475] サウンドハウスでみる
MONTREUX ( モントルー ) / ハンダ吸取り線 1 meter [1676]
サウンドハウスでみる MONTREUX ( モントルー ) / ハンダ吸取り線 1 meter [1676] サウンドハウスでみる
では、早速作業開始!…

まずはピックガードを外して裏返し、現在の配線をチェック。
リアトーンポットには3本の線が結線されていました。

とりあえず、配線の色と場所をメモがわりに写真で撮り、ハンダコテで線を取り外します。
ポットの裏のハンダが中々取れないという話も良く聞きますが、そっちは難なく取り外すことが出来ました。
しかし、ポットの端子にハンダ付けされた二本の線は端子穴に線が巻かれた状態でハンダ付けされてて中々取れないので諦め、ニッパーでカット。
で取れました。
リアピックアップ用についてたトーンポットはCTS製250kのポットでした。
FenderのMEXICO製はやはり電装パーツもちゃんとしたパーツが使われています。

次に新しいポットのスイッチの方へのハンダ付け。ポットのスイッチ部の基板が小さく、ねじ止めしてからハンダ付けではやりにくそうなんで先にスイッチの基板の2本の線をハンダ付け。
c1と書かれたコモンにピックアップのタップ線を接続。
もう一方、1と書かれた穴からポットの横の鉄の部分を短い線を用意しハンダ付け。

この状態でピックガードにポットをねじ止め。

そしてポット線とスイッチc1コモンに付けた線をハンダ付け。
更に5wayスイッチからくる線と隣のトーンポットからくるコンデンサの線を各端子にハンダ付け。

更にポット裏に元々付いていた線を元通り新しいポットの横にハンダ付け。
5wayスイッチのセンター+リア及びリアポジション時にハムのHOT線が掛かるように端子同士を結線。

雑だけどとりあえずハンダ作業は終了。

ピックアップガードを裏返し、ギターにシールドを挿してちゃんと音が出るかを、各ピックアップのポールピースにドライバーの先端を当てがいチェック!

ここで問題発生。
ポットのスイッチを上げた時に音が出ない!

タップ線ハンダ付けをやり直し再度チェック。


各5wayスイッチポジション、タップスイッチ切換共に問題無さそうなので組んでしまいます。

ここまでで1時間半は掛かったけれど無事完成!

今回の改造でセンター+リア及びリアのポジションでコイルタップ出来るようになりました。
そして肝心なコイルタップしたハムの音は、レスポールやPRS等、他のどのギターのコイルタップの音よりもストラトのシングルコイルの音に近い感じで大満足!

ただ、トーンのポットが250kから500kに変わったせいか、コイルタップしていないときのハムの音も変わってしまいました。
より本来のハムらしい音になったと言えばそうかもしれないけれど、よりハイが出ているのか音量も上がった気がしてフロント、ミドルとの音量差、又は迫力の差にギャップが出てしまったかもしれません。
音が250kのポットの時のほうが音がマイルドで扱いやすかった気もしてます。
ハムには500kのポットとは言いますが、今までと比べると音が暴れている感もあるのでピックアップの高さ等を調整して気に入らなければ250kのスイッチポットに変えてみようかなー。。。。
ポットの抵抗値で音がかなり変わったというのが今回の改造で感じました。

2019年6月9日

FENDER Player ストラト HSS ピックアップ交換

FENDER Player ストラトキャスター HSS Floyd Roseのピックアップ交換をしてみることにしました。
音が硬いかなーとかリアのハムの音がパワーが無いなーと思っていたので。。。
買ったのはセイモア・ダンカンのピックアップ。
Floyd Rose仕様の為、指板がフラットなのと弦間ピッチが空くので
ネックとミドルのシングルコイルはSSL-2.
ブリッジのハムバッカーはTB-59トレムバッカー。

それとハンダこても持ってなかったのでついでにFERNANDESから出ているのSI-1500というハンダこても買いました。ハンダとちょっとしたハンダを置くホルダー付きです。

SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / TB-59 59 Trembucker White

■'59MODEL
■トレムバッカー、ホワイト
■マグネット:Alnico V Bar
■D.C.RESISTANCE:8.13k
■RESONANT PEAK:6.00kHz
■ケーブル:Four Conductor
■OUTPUT:Vintage
■フェンダー/フロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応します。

サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / TB-59 59 Trembucker White

■'59MODEL
■トレムバッカー、ホワイト
■マグネット:Alnico V Bar
■D.C.RESISTANCE:8.13k
■RESONANT PEAK:6.00kHz
■ケーブル:Four Conductor
■OUTPUT:Vintage
■フェンダー/フロイドローズタイプの、弦間ピッチの広いギターに対応します。

サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SSL-2 VINTAGE FLAT STRAT

■ギターピックアップ
■VINTAGE FLAT STRAT
■シングルコイル
■マグネット:Alnico V Rods
■D.C.RESISTANCE:6.60k
■RESONANT PEAK:9.00k
■ケーブル:Single Conductor Cloth
■OUTPUT:Vintage

サウンドハウスでみる
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SSL-2 VINTAGE FLAT STRAT

■ギターピックアップ
■VINTAGE FLAT STRAT
■シングルコイル
■マグネット:Alnico V Rods
■D.C.RESISTANCE:6.60k
■RESONANT PEAK:9.00k
■ケーブル:Single Conductor Cloth
■OUTPUT:Vintage

サウンドハウスでみる
FERNANDES ( フェルナンデス ) / SI-1500 はんだごて

FERNANDES / SI-1500は、ギター、ベースの配線やケーブルの自作に必要となるハンダゴテの大定番。はじめての方にも扱いやすいコンパクト&軽量設計。簡易こて台とハンダ、紙やすりも付属し、すぐに楽器の配線メンテナンスや、ケーブルの自作をはじめられます。
■ハンダごて
■長寿命の鉄メッキ・ブラックチップこて先使用
■ニクロムヒーター式/40W
■付属品:簡易こて台、鉛入ハンダ、紙やすり付属

サウンドハウスでみる
FERNANDES ( フェルナンデス ) / SI-1500 はんだごて

FERNANDES / SI-1500は、ギター、ベースの配線やケーブルの自作に必要となるハンダゴテの大定番。はじめての方にも扱いやすいコンパクト&軽量設計。簡易こて台とハンダ、紙やすりも付属し、すぐに楽器の配線メンテナンスや、ケーブルの自作をはじめられます。
■ハンダごて
■長寿命の鉄メッキ・ブラックチップこて先使用
■ニクロムヒーター式/40W
■付属品:簡易こて台、鉛入ハンダ、紙やすり付属

サウンドハウスでみる
楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス
ハンダ付けなんてもう何年もやってないので心配ですが、とりあえず最低限の道具も揃ったのでまずは作業開始。

とりあえず弦を外します。
フロイドローズなんで外した弦はまたそのまま付けようと思います。

次にピックガードを止めているネジを外しピックガードを外します。
インサイドFENDER Playerシリーズ。
ピックガード裏のアルミテープ?がきれいに貼られ、ピック及び配線用の穴は導電塗料が綺麗に塗られがっちりとノイズ対策が施されています。


ピックガードを丸ごと外そうとシールドジャックから来ているケーブルとアースのケーブルを外そうと思ったのですが、ハンダ付けが中々取れず断念。
とりあえずハンダは外さずにピックガードを裏返すことにします。

とりあえずピックガードを裏返し配線の具合をチェック

なんか5Wayのピックアップセレクタースイッチが想像してたのよりごつくてピンがいっぱいあるんですけど。。。
調べるとどうやらこのスイッチは5Wayスーパースイッチなるものらしく4つの回路が独立して使えるというものらしい。

また、リアのハム用のトーンポットは250kΩだったんすね。。。

5Wayスイッチの中央の白い線がフロントピックアップ。
その右の黄色がセンターピックアップ。
更にその右の細い赤、緑、黒はリアのハムバッカー。
4つのブロックに端子が5個づつ付いています。
5Wayスイッチのフロントピックアップが配線されているブロックでは1個目と2個目の端子にまたがるようにフロントピックアップが配線されていて、センターピックアップが配線されているブロックの2、3,4の端子にまたがるようにセンターピックアップが配線、フロントピックアップのブロックの4個目、5個目、センターピックアップのブロックの4個目の端子にリアピックアップが配線されているので元通り同じようにつければイケるはず。
とりあえず配線は覚えつつピックアップを外す為、ピックアップから出てる線を全て外します。
とりあえず外すのはあっさり出来ました。

そしてピックガードに新しいピックアップを取り付け、とりあえず見よう見真似でハンダ付け
とりあえず配線が終わったのでピックガードを裏返し、仮組み。
ネジ等は止めず、シールドを差し、アンプをつなぎピックアップのポールピースをドライバでコンコンと叩きながら、ピックアップセレクターを変え、各スイッチポジションごとで各ピックアップから音が出ているかを確認。
配線は問題なさそうなのでピックガードのネジを止め、弦を貼り、完成。
そしていざ、音出し!
ピックアップセレクターを変えながらジャラーンと各ピックアップの出音をチェック。
が、しかし!?
なんか音が交換前とあまり変わらない!!!
フロント、センターのシングルはともかく特にパワーアップを期待したハムの音がちょっとハイとローが前より出るようになった程度でそれほどの変化は無し。

おかしい!
ここで初めてダンカンの配線図をチェック。
どうやらリアのハムバッカーは直列ではなく、並列で接続されていたようだ。
ん!?
つまりFENDER PLAYERのオリジナルのハムももしかして並列だったってこと!?

とにかく、ダンカンの説明書通りに直列になるように配線をし直します。
そしてまた仮組みで配線チェックからの本組み。
そしてアンプからのサウンドチェックの為ジャラーーンと各ピックアップでチェック。
やっとハム本来の太い音がしました。
元々付いていたハムの配線を調べれば分かると思うのですが、多分、元々のハムの接続が並列(パラレル)だったんではないかと思います。
どうりでハムにしてもシングルっぽい音だったなーって今更ながらに思います。

で肝心のピックアップ交換後の音についてですが、
ダンカンSSL-2のほうは元々付いていたPlayerシリーズピックアップよりもマイルドになった感じです。バランスが良いけれど少し音が地味になったかも。
元々付いていたPlayerシリーズのピックアップはフェンダートーンにエッジを加えた現代的な音ということなのでそうなるのかもしれません。
TB-59'トレムバッカーの方はいわゆるハムらしい音に変わったということになるのですが、元々のPlayerシリーズハムバッカーも直列にしたらどうだったんだろーなーって思います。
元々ついていたピックアップはそんなに悪くもなかったんじゃないかなーとも思います。

双方の比較という意味では59’トレムバッカーの方が断然ハイファイでハイローもより強調されています。
でも、今回のピックアップ交換で分かった事は、ピックアップを変えたとしても元々のギター自体のサウンド自体ががらりと変わるもんでもなく元の素性が一番強く出るのかなーってことです。
音が硬かったのもピックアップではなく、ネック指板とフロイドローズのせいなのかも。
ピックアップを変えても本質的なそのギターの持つ音ががらりと変わるということではなくて、調味料を足すとか化粧するとかそんな感じ。
今回、GibsonのP.A.Fを目指したダンカンのTB-59'をこのストラトに付けてもレスポールの音にはならず、ストラトの音が太くなったということです。

最後に、今回TB-59'トレムバッカーの幅が若干広い為、ピックガードに当たってしまうようで、ピックアップのコイルを覆うテープがずり下がってしまいました。
ピックガードの穴を広げる必要があるかも知れません。
但し今回の改造でちょっとリアハムのフェンダーらしさが薄れてしまったのでプッシュプルのトーンポッドに交換してハムバッカーの直列、並列もしくは直列、タップの切替を追加しよーかなーなんて思ってます。
楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス