2020年1月19日

Floyd Rose Special からSchaller Lockmeisterへ置換(その1)

Floyd Rose Specialは本家フロイドローズの安価版ということで安価なギターに搭載されていたりしてます。 私のFender Player HSS Floyd Rose ストラトのもこれです。

Floyd Rose Specialは安価な分、材料や精度は最上位のフロイドローズ オリジナルには及ばず、

-アームのがたつき 
-ロックインサートプロックの強度不足による弦抜け 

といった問題があります。

アームがたつきについては、アームの軸穴にビニール袋破片を詰めたりしてますが、
それでも遊びを感じており繊細なアーミングはできません。
ブリッジ側で弦を留めるロックインサートブロックも強度が軟いようで、弦抜けするのか(特にエリクサー等硬い弦の場合)激しめのチョーキング、アーミングでチューニングが 激しく狂います。
これらの問題を解消するにはブリッジごと良い物に変えるしか無い!ってことでFloyd Rose Originalへの交換を考えたのですが、8万円のギターにブリッジだけで4万円は流石に高過ぎっ!ってことで代替品も含め探してみました。

-Floyd Rose Original 
-Schaller Tremoro "Floyd Rose"
-Schaller "Lockmeister"
-GOTOH GE1996T

■ロック式トレモロユニット
■カラー:クローム
■超鋼質なC45鋼ベースプレートによって、優れたトレモロ性能やイントネーションと同様に、サウンドとサステインまでを改良。前例のない耐久力を「Schaller LockMeister トレモロ」のすべての構成部品に与え、卓越したレベルのワークマンシップの元、長期品質を可能としました。
■付属品: ロックナット(下締/上締用のビス)、スプリング、レンチ
■Nut R2=41.28mm Block 37mm

サウンドハウスで見る SCHALLER ( シャーラー ) / Lock Meister Chrome
■ロック式トレモロユニット
■カラー:クローム
■超鋼質なC45鋼ベースプレートによって、優れたトレモロ性能やイントネーションと同様に、サウンドとサステインまでを改良。前例のない耐久力を「Schaller LockMeister トレモロ」のすべての構成部品に与え、卓越したレベルのワークマンシップの元、長期品質を可能としました。
■付属品: ロックナット(下締/上締用のビス)、スプリング、レンチ
■Nut R2=41.28mm Block 37mm

サウンドハウスで見る


サウンドハウスでFloyd Rose Originalは3万円位、Schaller Lockmeisterは2万位、同じくSchaller Tremoro "Floyd Rose"は1万8千円位、GOTOH GE1996Tは1万1-2千円。

あまりの価格差にまずは安価に入手できそうなGOTOH GE1996Tで検討。
■ギター用トレモロユニット、フロイドローズタイプ
■36mmブロック
■カラー:クローム

サウンドハウスで見る GOTOH ( ゴトー ) / GE1996T
■ギター用トレモロユニット、フロイドローズタイプ
■カラー:クローム

サウンドハウスで見る

このGOTOH GE1996TはFloyd Rose Originalに比べると安いけどShur等の高級ギターが採用するブリッジでもあるので間違い無い製品です。
GOTOH GE1996Tを色々と調べるとまず、指板のRが自分のギターと合わないようです。GOTOH 1996Tは350Rが基準な模様。
自分のギターは指板305R ナット幅43mm。
なのでナット交換出来ないし、ブリッジの駒もサドルスペーサーなるシムで305Rに調整しないといけなそう。

更にトレモロユニット自体の寸法もFloyd Roseより若干大きいようでザグリに収まるかが少し不安。

となると、次はFloyd Roseとの互換性の高いSchaller製へ。
ご存知の通り、Schaller社は本家のFloyd Rose Originalの製造を行っています。
更に自社ブランドとしてFloyd Rose互換のブリッジを製造販売してるのでとてもややこしいのですが、Tremoro "Floyd Rose" と Lockmeister という2製品があります。

どちらもGOTOH GE1996TよりもFloyd Roseとしての互換性は間違いなさそうです。

Tremoro "Floyd Rose" と LockmeisterとではLockmeisterの方が上位機種ということでベースプレート、ナイフエッジの材料がより硬度の高い材料を採用し音質に拘ったとのこと。
この値段差であれば Lockmeisterの方が良いなー、でもまだ高いなーと思いつつネットで探していると、AmazonでLockmeisterが1つだけ超激安で売っているのを発見。

残念なことに色はヴィンテージカッパーというレリック加工が施された一番高い奴。。。
元々クロームパーツのギターなんで普通にクロームが欲しかったのですが、クロームの激安品は見当たらない。。。
まぁ見た目は拘らないし・・・一晩悩んだ挙句、 それをポチッと購入しました!
ちょっと箱のデザインがYoutubeで見かけたレビュー等で見たのと違うけれど・・・新しいパッケージに変わったのかな?
トレモロユニット単体で見るとカッコいいですね!
Floyd Roseの話題で本体の色で音色が違うって話もありますが、ヴィンテージ・カッパーはどうなんでしょう。
ギターに合わせて置いてみると・・・
ブリッジだけレリックが施されぼろい感じで違和感アリアリですが、それは仕方ない。
付属のナットは42mm(R2)なのでこのギターには装着出来ずです。
ロックナットだけ変えても微妙な感じになりそう。
ちなみにロックマイスター付属のナット類はフロイドローズ オリジナルと同じもののようです。
Fender Player ストラトFloyd Rose Specialのナットを外して見てみると本家フロイドローズ オリジナルのそれとは異なる韓国製のナットの模様。
テンショナーは付属しているものの、交換するのは面倒なのでどうしようか考え中。
ペグとかクロームなのでヘッド周りはそのままで良いかなー。
トレモロスプリングも硬さが違って調整しないといけないの面倒なんでそのままでいいや。
とりあえず、トレモロユニットとスタッドだけ交換しようかなーって感じです。

で、ここで問題発生。
トレモロブロックの長さが合ってなかった。
37mmだと思って買ったら42mmのが付いてました。

そんなワケで今度は37mmのトレモロブロックを追加購入しなければならないはめに。。
またまたネットで激安フロイドローズ純正品ブロックで安いのが見つかったのでとにかくそれを追加購入。

せっかくブリッジ本体を安く買ってるのにこんな所で無駄な出費をするとは・・・
続編のリンクはこちら
つづく
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