2020年4月28日

エリクサーの弦がやっと切れてMartinのコーティング弦に交換

リトルマーティンにエリクサーを随分前(多分一年以上前)から張ってたんですがとうとう弦が切れたのでようやく交換することになりました。
でも弾いてて切れたワケではなくて3弦を緩めたらペグに巻きつくあたりで折れたという感じ。弾かない時とか緩めたりしてたんでペグのとこで金属疲労したのかも。

切れなければ全然張り替えるつもりもなかったエリクサー。
やはりエリクサーは寿命が長い。長過ぎる。
一年以上経っても錆びないし、音も曇らないしホントに凄い弦だと思います。
写真は交換前の1年以上経過したエリクサー。
指弾きが多いので、ピッキングしてる箇所は黒ずんでいるものの、指板側は所々、巻弦が黒ずんでいる箇所がある程度。


でも逆に一度張ると張り替えなくてもいいやとなってしまう…

切れたお陰でようやく他の弦を試すチャンスということで随分前に買っておいたマーティンのコーティング弦をようやく試す時が来ました。

今回試すのはMartin MSP7200 PHOSPHOR BRONZE Medium13 というマーティンのコーティング弦です。
調べるとこの弦(MSP7200)は既に廃盤になっているようで後継品はMA550T LIFESPAN2.0 92/8 PHOSPHER BRONZE Medium13という弦のようです。

初めてのマーティン製コーティング弦、エリクサー並みの寿命は期待はしていませんがどれほど持つのかはとても興味深いです。
前にマーティンのノンコーティングの弦で弾いていた時は1週間も経たずに黒ずみ、錆び、青錆が発生し、音のツヤも無くなっていきました。

でも暖かくて甘い音色と、テンションが緩めでリトルマーティンでは弾きやすいのです。
リトルマーティンはネックが短いので013〜056のMediumゲージを張るので弦が硬いエリクサーだとナットから1フレット目の間が短いリトルマーティンではとてもローポジが押さえにくく感じるのです。6弦はまるで鉄の丸棒のよう。
なのでマーティン弦に対する個人的な先入観は、音色と演奏性は良いけど寿命がイマイチというところ。

前置き長すぎたので、とりあえずさっさと弦を交換してみました。


まず手触りが全然違う。
エリクサーはサラッとしてるのに対し、マーティン弦はねっとりした手触り。
慣れないと気持ち悪いけど、ノンコーティング弦なら指に食いつく感じがありますがそれともちょっと違う感じ。

そして、エリクサーだとプレーン弦は銀ですが、マーティン弦は金というか真鍮の色。
リトルマーティンを買ったばかりの頃を思い出しましたが、やはりマーティンにはこの金色の弦が相応しい。

音色の方はイメージしたマーティン弦と同じ甘い、暖かいでも綺麗な音色です。
エリクサーに比べ中音域が出てる感じかな…
弦のテンションもエリクサーに比べ緩めと言えば緩めだけど、イメージ程ではなかったかな…コーティング弦なのでやはりノーマル弦に比べ少し硬いか太いのかも知れません。

3時間位ずーっと弾いて見ましたが、さすがコーティング弦!
弦の黒ずみはまだ全くありません。
僕の場合、ノーマル弦だと3時間も弾いてると少し黒ずんで引っかかってきます。

どれくらいこの弦が持つのかとても楽しみです。
次回の弦交換の際にレポート出来ればと思います。