2016年6月27日

ZOOM G1Xon

ZOOM G1Xon

買っちゃいました。
先日のブログで書いた通りワウペダルが欲しくなったのと
エフェクターの切替を足でやりたくなったのでとりあえず買ってみました。

これでギター機材は Line6 Sonic Port と ZOOM  G1Xon と増えました。
元々最低限の機材で愉しめればいいや!という考えでギターを始めましたが
なんだかんだ機材を買ってしまうもんですね。

そもそも最新の機材に触れたことはないので、昔からあるエフェクターストンプの
イメージしか持ち合わせていなくて「そもそもバンク、パッチって何?」って感じだったんですけど
ZOOM G1Xon はマルチエフェクターということで Mobile POD や JamUp 同様
複数のエフェクターとアンプモデリングを最大5個まで選んで1つのパッチを作れます。

最初は5個のエフェクターをそれぞれON/OFFできるのかと思ってましたが
そうではないということは事前の調べで判っておりました。

せめて1個のエフェクター位はON/OFFできるだろうと思ってたんですけど
なんとかそれはできたのですが、基本的にはパッチの切替操作で行うことになります。

1曲中に2つのパッチ切替がある場合は、2つパッチを作り曲中でパッチのUp->Down->Up
といった操作で済みますが、3つパッチの切替がある場合は面倒になります。

例えばA,B,Cと3つパッチがあり
イントロ(A)->ブリッジ(B)->コーラス(C)->間奏(A)->ブリッジ(B)->コーラス(C)
の場合パッチのUp-Downの操作ではパッチを1つ飛ばす必要がありますが
この切替を間髪入れずに行うのは出来ない(音が途切れる、又は別パッチの音が出てしまう)
のでパッチをABCABCの順番で6つパッチを作る必要があります。

まあフットスイッチが2つしか付いてないんで仕方ないですね。。。

スイッチが3つあるZOOM G3 とかだと3つはエフェクタ単体のON/OFFができるのかなー。。

そんなマルチエフェクターど素人状態からのスタートですが
Mobile POD や JamUp と比べてしまうと ZOOM G1Xon 最初は画面の小ささや
操作スイッチ類も少なく操作はし難いと感じましたがすぐ慣れちゃいました。
そういう意味ではど素人でもろくにマニュアル読まずにすぐ使えるって意味では
操作性が非常に考慮されていると思います。

そして肝心の音についてですが、非常にクリアで音質が良いです。

アンプのモデリングも沢山あり、実際に自分で聞き比べたことのない物は
分からないですけど特に問題無いクオリティではないでしょうか?
ただアンプの操作つまみ類は実機を忠実に再現しているわけでなく
全てGAIN,Volume,BASS,MID,Treble,Presence と一律共通の項目になっているのが残念です。
なのでマニアックな設定をしているとなかなか合わせにくい場面が出てくるかもしれません。

それと空間系のリヴァーブ、ディレイ、コーラス類のエフェクターがとてもクリアで高品質です。
ただ残念なのが スプリング リヴァーブ や 一部のコーラス、ディレイを使った場合、
CPU処理を食うため接続できるエフェクター数に制限が生じます。

特にスプリング リヴァーブはCPUを食うようで相当他のエフェクターや歪み系ペダルを
削る必要がありました。

PROCESSING LIMIT という画面が出てエフェクターを選択できない。
それとフットスイッチ。
踏み心地はグニュッって感じなので踏んでも効きが悪くてパッチが変わらなかったり踏みすぎて
2つ先のパッチまで進んだりと中々思うように切り替わらない時があります。

まあ別にライブとかやるわけでもないんで致命的ではないですが、ライブで使われる場合は
G1xはサブ的に使うか、スイッチがしっかりしたG3を買ったほうが良いかも知れませんね。

しかしこの値段でこの機能であれば十分お得に感じています。
後日サウンドについて踏み込んだレポートをしようと思います。